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番外編 魔王様は自伝を書いてみます。

一応、一人目のパーティメンバーを確保した?のでここらへんで色々説明しておきます。結構長いので、物語を進めたい方は飛ばしてください。

時系列は、町長と話したあとです。宿です。

自分語りを日記に書いてる感じです。

時は18XX年。天の川銀河、太陽系の惑星、地球。

いわゆる「もし魔法があったら」の世界線のお話。

そこのある国、クロサス国の魔王様、カラセス様はいま、


「こんなの書くなんて初めてだからな、、、、。でも、なんか勇者って自伝書いてるイメージあるし、やってみるか!」


自伝に挑戦していた。

その内容は、



"東暦18XX年。天の川銀河、太陽系の惑星、地球。

魔法がある世界の話!


俺の名前はカラセスだ!

今更かもしれないが、ここで俺の世界の説明をしとくぜ!

勇者に憧れる青年兼、魔王の直々の教えだ!

なかなかないぞ!

えっ?なかなかないのはお前の説明が下手だからだ?

いやいやそんなことはない。絶対に、多分、おそらく。うん。(頷く)


まずそもそも魔法ってのがわからねぇかもしれねぇからそこから話すぜ!


この世界で言う魔法ってのは、魔素ってやつを具現化させて出すもんだ。

ま、燃料を使って火をつけるのと同じだな。


具現化のさせ方は魔力を使って行う。

魔力ってのは燃やすことで言うと、、、酸素みたいなもんだ。

ないと燃やせないだろ?


魔素を魔力を使って変換し、魔法として出す。おおよそはこんな感じだ。


魔素ってのは空気中にあって、植物や日光。石や水なんかからも発される、生命エネルギーって感じだ。


ちなみに生物は、魔素を発するのではなく溜め込む。大体魔力量に応じて溜められる魔素の量も増える。


魔力ってのは最大貯蔵魔素量をさすこともあるから気をつけろよ!


もちろん魔力にも強い弱いがある。鍛え方は肺活量を上げるのと同じだ。たくさん魔素を回収して、たくさん魔法を出す。もちろん限界はあるが、大体みんながんばれば魔法使いにはなれる。

才能のあるなしはあれど、な。


その魔法についてもう少し詳しく説明するぜ。


魔法には属性があって主に、火、水、氷、雷、大地、岩、光、闇の八属性がある。それぞれの本質は、破壊、再生、拘束、貫通、成長誕生、操作創造、解放、吸収である。

本質ってのは「極めたらできること」って感じだ。


強弱関係を表すと火<水<氷<火、、、、、、の三角関係。

雷>大地>岩>雷、、、、、、の三角関係。

光=闇の対等関係。(この二属性は互いに弱点である。)

が主だ。


他にも、火=雷(ぶつかると爆発が起きて周囲に被害が出る)や

水=雷(互いに干渉し合わないし、互いを強化し合う)、

水<大地(ただ触れるだけでは強化してしまう)、

氷>大地(成長が阻害され、そもそも魔法が発動しにくい)

など様々な関係があるが、

上記のもの以外は、大体特別な関係はない。

基本的には魔力の高さって感じだな。


ちなみに光は、闇以外のどの属性に対しても打たれ強いが、闇以外の属性に対しても攻撃力が低い。


また、闇は、どの属性に対しても打たれ弱いが、どの属性に対しても攻撃力が高い。


この二属性は特別なのである。


後の魔法は八属性の組み合わせだ。

例えば、音魔法。これは水と岩の合体だ。

水に岩をたたきつけるイメージが元だそうだ。


ちなみに転生魔法は闇と光らしい。これは俺にもよくわからん。


で、その複雑なイメージを一つの魔法にまとめるのが魔法陣だ。単属性なら魔法陣は必要ないんだ。詠唱すれば出る。

イメージだけで使えるからな。


感覚的には、ノートと一緒だろうか。

簡単な計算は暗算でできるけど、難しいのは式とかを書きながらじゃないといけないから使う、みたいな感じだと思ってくれ。


魔法についてはこんな感じだ。



次は大陸とかについてだ。


五大陸あって、俺の国があるアオカシス、そして転生先のセルモント。あと三大陸あって、確か、、、、一つは炎の大陸「正端大陸」(現在の南極)だ。正式にこの大地に端があるって見つかった場所だからな。


でもここは地獄だぜ!

人が住める環境じゃねぇ。もちろん魔族もだ。

温度が百度とかなんだよ。終わってるぜ!


あと二つは、、、、、、忘れた。あんまりそこらへんの大陸と外交してなかったしな。遠いし。


そういえば、種族について話してなかったな。


この地球には人族と魔族がいる。


人族は、、、人だ。それ以外に説明のしようがねぇよ。


で、魔族は、、、、魔素の影響を強く受けた人だ。

褐色の肌で、歯が長かったり、ツノがあったりする。

魔族にも色々種族がいるんだ。鬼族とか、鳥族とか、魔人族とか。

どんな魔素の影響を受けたかで違うな。

大体、正端大陸に近い側に多くいる。


だから魔素はそこから生まれたんじゃないかって言われてたりするんだよ。そういうのにはあんまし詳しくないから、専門家とかを見つけて聞いてくれ。


ちなみに魔物ってのは、魔素の影響を強く受けた動物だ。

これは結構どこにでも出没する。


動物たちは、魔法を使っていなかったから魔素を放出できずに溜め込んで魔物化しやすいんだ。


もちろん魔物化してない動物もいるぜ!


味はどうか?

まぁ、色々だな。


どれくらい質の良い魔素を取り込んだかによるな。

例えばドラゴンとかは、質の良い魔素を取り込んで魔物化してるからすごい美味しい。でも質の悪い魔素を取り込んでると、明らかに不味い。


だから、普通の動物の方が家畜化しやすいし、安定して美味しいから市場に出回りやすいんだよ。


ドラゴン肉なんて高級食材だ!


ちなみに魔族とか魔物の方が魔力が高いんだ。もともと体に魔素が染み付いてるからな。


人間も魔法を使い続けると体に魔素が馴染み、体が一部魔族化することがある。でも、肌の色は変わらない。ツノが生えたりするだけだ。ちなみに人族ではそれは「強者の証」とされてるらしいぞ!


それで、人族の王が人王。魔族の王が魔王ってわけだ。


ん?勇者について説明してほしい?


あぁ。勇者ってのは種族問わず、王を倒して革命を成功させた人に送られるんだ。

魔物を倒すイメージがあるのは、大体勇者が出るような国は腐敗していて、王がいる首都には貴族しか入れず、下町から歩いていかなければならないためだ。


えっ?俺も王を倒したのか?

いや、、、倒したのはチェルトだよ。

なんでチェルトが王になってないかというと、、、、、。


いや良い。この話はまたいつかしよう。


じゃあ次はこの世界の文化についてだな。


スポーツはあるか?


あるぞ。例えば、、、バシュリングボールとかかな。


コートの真ん中に浮いているリングにボールを入れたらポイントが入る対戦スポーツだぞ。


リングは一つだから、投げ入れて外すと、相手が簡単に入れられてしまうから、慎重にやるんだ。

ちなみに、両手で持つのはダメで、片手で持たなきゃいけないんだ。大きさはスイカくらいで、重めだから、手に乗せないといけなくて、ゴールに入れるのがすごい難しいんだよ。


キラーパス必至のスポーツだぜ!


ま、こんなもんか。

魔法具とかもあるが、それはまたいつか説明しよう。


そろそろ疲れたし、 寝るとしよう。



この俺の「冒険」は暇から始まり、この国に残る伝説を作っていくことになる。かもしれない。


いやこれ恥ず!流石にこれはやめとこっかな。


18XX年 〇月〇日 魔王カラセス"



そう。

この魔王様の「ひま」は彼からに始まり、その後も多くの人を巻き込んだ伝説を作っていくことになる。


皆さんが見ているのはその一幕なのだ。

お読みいただきありがとうございました。説明パートで分かりにくい部分も多かったと思いますが、お許しください。

はじめての番外編で、何を書くか迷ったのですが、他の小説を読んでいて、「説明欲しいな」って思ったので書いてみました。

いかがだったでしょうか?

そういえばこの世界では寒い南極も向こうでは熱いようですね。


皆様にとって本編の補足になっていたら嬉しいです。

よかったらポイントとブクマ、そして感想なども教えていただけると励みになります。よろしくお願いします。

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