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手当たり次第も楽しいもので 7

「えぇぇいぃやぁ いつでぇもぉ もぉらぁいぃ勃ちぃ もっこぉりぃもっこぉりぃ二人ぃ勃起~♪」

歌いつつ物陰に走りこみ、手早く仕込みを済ませるメリウ。

ついでに、一○窈さんゴメンナサイ、と謎の電波でも送っておく。


「冒頭から何狂った歌うたってんだお前ー」

バズーカを片手にゴツイ両肩をいからせたレザードが追撃してくる。

近接間合いでの勝負に出ようという考えか。

メリウの走りこんだ物陰にバズーカを乱射しつつ飛び込んだその先には・・・


「ようこそ、我が殺界へ」

二対のパラボラアンテナを展開し空中で踊り狂うメリウの姿であった。

リフレクトレーザー、行きまーす。


「げぇ、いつの間に」


「物陰隠れた二秒で設置しますた。 チネー」




「で、お前さんらは何やってたん?」

音声チャットに合流したシオンが、嫌に白熱した叫び合いをしていた二人に尋ねる。

それに対して帰ってきた答えは、


「「オラ○ンー」」

バーチャ□ンですよバーチャ□ン。

ツインスティックが普通に売ってたら即買うんだけどねぇ・・・ホリ○ンェ・・・


「4じゃなかったんだ・・・で、そろそろ時間なんだが、ジオはまだかいね?」

飯風呂済ませて集合時間も決めたのに、サクっと遅刻候補者が現れよったワ。

光画部時間で動いていいのは学生だけだっちゅーの、と、シオンさんちょいとコメカミに青筋。


ついにやってまいりました、βテスト最終日にして連続クエストフェーズ4。

その名も・・・遺物。


「トカゲ共がなんか掘り出したヤバいものを迎え撃てー、なシナリオなんかねぇ、これ」

シオンがザッとクエスト枠を見回すと、前回のVSトカゲ玄室からのダンジョン潜行物になる模様。


「ってか、この世界って過去に超文明があった、的なもんなんだねぇ」

使い古されすぎて、ああまたか、と思わずにはいられないパターンだねぇ、とメリウ。


「どんな酷いもんが出てくるんだろねー、ロボットとか出てきたらどうしたもんか」

クエストの下準備を進めながらレザードが夢見がちに言う。


その後、、集合予定から数分遅れてやってきたジオに正座説教を施したのち、テスターとしての最終日が始まった。




<紅の盾>を退けた一行は、トカゲが引き払い静寂に包まれた山中人工空洞を道なりに進んでいた。

前回のような罠もなく、素材不明な石壁が継ぎ目なく続く閉塞感あふれる道行を、ただ黙々と歩き続けた。

通路は階段に通じ、階段は一行を下へと誘う。

螺旋状に、下へ、下へ。

地味に3D酔いを起こしそうで嫌な感じである。


「なんかゾンビでも出そうな雰囲気だね」

過去の遺物がTウィルスだったらどうしたものか、かゆ、うま。

先頭を行くシオンが、それじゃそこら辺に拳銃でも落ちてないかね、と笑った矢先。


階段が終わり、臭いが画面外に漂わないことに感謝するような光景が広がった。


腐乱したリザードマン達の骸。

10や20では追いつかぬ、石壁が腐肉の壁になったかの如きグロ光景。


「うっわ、きっつー」

レザードは胸に手を当てて高まった心臓を落ち着かせようとする。


「グロイですねぇ」

ジオはモクモクと携帯食を頬張りながら周囲観察。

伊達に毎日死にかけを相手に癒し家業してませんぜ、と、ニヤリ笑う。


「食われたような感じじゃないんだねぇ、これ。 部品が取れてる辺り、焼き切られた感じがしない?」

グロボランティア2号のメリウも検死開始。

ここで腐れているトカゲ人間たちは、どうやらこの階段に殺到しようとしたところを背後から熱線のような物でバラバラに殺られた模様。

ジオも同様な結果を出したようで、検死見解が一致を見る。

つまり今回の敵は、魔法じみた高破壊力の熱線、下手したらレーザー? を使うようだ・・・ということ。


「レーザー・・・・光速ってどう避けるんだろね・・・?」

ゲーム判定的には光の棒がのんびり迫ってくる、とかになってると良いのだが、とレザードは光速チャレンジ~と、避ける気まんまん。


「単に魔法使いが敵って線もありうるってことだよね、面倒な」

そういえば自分たちって対魔法使い経験皆無に等しいよね、とメリウ。

いても即時シオンが斬り捨てちゃったし、レザードが手裏剣テロったし。


「壁が傷ついてないということは、誘導性のある熱線を撃つ、と思っていて良いのでしょうね」

ジオは周囲の石壁を軽く叩きつつ皆に言う。


「どうだろねー、地味に壁が破壊不可能って線もあるだろうし」


んじゃま、ひとまず警戒して先に進みますか・・・どんなのでてくるんだろうなぁ、と、皆が足を踏み出そうとしたその時。

む、と、ジオが唸る。

何事かと訝しる皆に、骸の積もる壁際を指さし、


「配置が不自然に偏っています。 もしかしたら、あそこに・・・」


そして、壁際に積まれた大量の骸を丁寧に横へずらし、壁を調べだした。

他のメンツがジオの調べだした壁の前に集まる。


カリッ


甲高く金属の爪を弾くような音。

ジオが壁のある一点を小突いた瞬間、繋ぎ目のない壁が、綺麗に観音開きになった。


「隠し扉・・・」

今まで危険の無い一本道だったので、あからさまな脇道、しかも偽装された場所となると、皆のテンションが上がる上がる。

満場一致、頷きあう面々は、迷わず隠し扉の中へ足を踏み入れた。




隠し部屋は、乱雑に遺物の積み重なった、よく言って夢の島状態であった。

得体のしれない金属片や、何に使うかわからない謎薬品、缶詰のような物、つなぎのような皮?の服・・・。

有り体に言うと、ゴミ捨て場の様相であった。


「漁ろうか・・・」

しかし冒険者達は格が違った・・・各人が、言われるまでもなく既に物色を開始していた。


「秘奥義、無作為抽出っ」

シオンの貫手がゴミ山に突っ込み、引き抜かれる。

握られているのは、謎の言語でメッセージの記された、掌ほどの金属板。


<心ある者たちへの警告板 を手に入れた>


「なにかあるかなー、なにかあるかなー」

山を掘るレザードが行き着いたのは、煤けた箱に入った、半透明のマントであった。


<流水の外套 を手に入れた>


「むむ、これは・・・」

ジオはゴミ山には目もくれず、部屋の隅にちょこんと存在した机を漁っていた。

鍵のかかった引き出しを適当に拾った棒状の物でこじ開けると(何故かとても手慣れた行動に見えたのはきっと気のせいであろう)、そこには一冊の本が。


<古代技術書 を手に入れた>


「愛刀よ、我の行く道を示せっ」

コテン、と刀を倒した方向へ進み、その先に立てかけてあった煤けた棒を手に取るメリウ。

金属的な手触りをもったそれは、形状的に短い木刀に似ている。

ただしその先端には、握りこぶしほどの膨らみが存在していた。

刀と鈍器の中間、という風情のそれは、持って振ってみたところ、どうやら曲刀スキルで使用可能らしい。

先端の重さが、地味に禍々しい一品であった。


<刀槌? を手に入れた>




ボーナスステージを発見して謎の役に立つのか立たないのか分からない物品を入手したいつものメンツ。

ジオ以外、ひとまず身につけて先に進むことに。

先頭を行くのはスピード第一回避の鬼ことレザード。


すでにトカゲの死体はなく、静まり返った通路を、ひたすら前に。

そして緩やかにカーブした角を抜け、視界がひらけたその場所は、高い天井を持つ、円形施設。

その中央には、体長4m程の何か、が、うずくまっている。


円盤のような体。

横から伸びる四本の足、鉤爪のような、槍のようなその先端。

そして機械じみた丸い、赤い瞳。


<「警告 ココハ 関係者以外立入禁止デス 速ヤカニ退去シテ・・・退去・・・除去、シマス」>


機械のような起動音と共に、うずくまっていたそれが、跳ね起きる。

そして、その赤い単眼が、一瞬だけ、瞬いた。


「え・・・?」

レザードは自分の顔面スレスレを通過した赤光に反応すら出来ず。


「え・・・?」

メリウは目の前にいたはずのシオンの姿が不意に消えたことに驚き。


「え・・・?」

ジオはシオンに当たって角度を変えた赤光が、天井を真っ赤に染め上げるのを唖然と見上げ。


「え・・・?」

シオンは、自身を襲った赤光に吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられるのを呆然と他人ごとのように感じていた。


先制は、奪われた。




「目を合わせるな!」

正気に戻ったレザードが<流星>を放ちつつ、敵の側面を突くように走りだす。

ジャンプ攻撃なんてしようものなら即時迎撃されてしまう。

目が光った、と思ったときには遅い。

槍を投げ捨て、後方を振り返る余裕も捨て、レザードは再び放たれた赤光に撃ち落されて爆発し、5つに分かれて手元に戻ってきた魔法の手裏剣を手に、走り続ける。

今は、出来ることを。

・・・あの目を、潰す。


「シオン、生きてるか」

壁に叩きつけられて動かないシオンと敵との間に割り込み、ひとまず障壁を張るメリウ。

背後ではジオがシオンの右肩・・・が、あったところ・・・に、回復魔法を当てているところだ。


「生きてはいる・・・辛うじて受け流したけど、弾ききれなくてこの様さね」

結構余裕そうに答えるシオン。

受け流さなかったらシオンを貫いた赤光が自分とジオも襲っていた配置になるな、と、メリウは苦笑い。

出会い頭で全滅しかかった件について・・・。


「なんというか、初めて命の危機を感じますな」

無表情にジオが呟く。

いきなりピンチ過ぎて頭が働かなかった。

たかがゲームである。

だが、今受けているストレス、恐怖は。

現実、であった。


「ひとまず、回復したら、即散ってね。 それまでの一発くらいなら、なんとか防いで見せる」

愛刀を右に、先程の謎刀槌を左に。

目の前には出せる限界の防御結界。

来ることが予想できるなら、後はタイミング。

早いけど、光速ではない。

反応できない程では、無い、と、自分に言い聞かせて、肉の壁メリウは身構えた。


メリウの背中越しに、赤い瞳がこちらを見ているのがわかる。

自身の横を走り迫るレザードより、まとまっている自分たちを一撃で始末する合理的なターゲット選択をしたのであろう。

受け流し切れずに右腕を肩口から持って行かれ、今はジオの魔法で再生中である。

愛剣は傍らに転がっている。

+2の長剣を以てしても、ダメージの抜けてくる恐るべき攻撃。

体つきなどを見るに、恐らくメリウの刀やレザードの拳はダメージが乏しいと判断する。

早く、回復を。


もう一度、赤い光が、来る。

ジオはその事を当たり前のように受け入れている。

防御役は、ジオの背後に布陣している。

目前の決戦主力をいち早く治し、運が良くても瀕死になるであろう防御役の回復に移らねば。

早く・・・早く・・・よし!

再生が、完了する。

そして同時に。


<赤光:おまたせ!>

・・・死ねシステムの皮を被ったクソGM。




二度目が、撃たれた。

シオンの回復は成ったが、またやられては元の木阿弥、いや、最悪死ぬかもしれない。

自分を残して死に絶える三人の姿を幻視し、レザードはそれを噛み潰す。

最悪だろうが最良だろうが、結果は奴らがつくる。

ならば、その身を危険にさらして作られたこの隙を、俺は活かす。

手には<流星>、投擲は既に却下。

飛び道具へのカウンターが発動してまた撃ち落とされたら、再攻撃の機会は永遠に無くなりかねない。

ならばどうする。

当然、こうする。


レザードは赤光を放った瞬間の、忌々しい目玉に向かって。


<拳技:直突き 決定成功>


着弾、そして。


レザード自身をも巻き込んで、直突きの拳に握り締められた<流星>が、爆発した。




赤光が、来る。

認識した瞬間には、既に眼前の障壁はブチ抜かれていた。

織り込み済みだ、こんなモンで防げるならそもそもシオンが止めている。

本番はここから。

手に力が入る。

敵の目を、まっすぐに見ろ。

その視線の先を、塞げ。

十字に左右の得物を交差させ、その一点を視線に合わせる。

当たった。

衝撃は正直に威力を伝え、まず右手の刀が吹き飛ばされて横方向へ。

よし、これで軌道は逸らした。

さて、んじゃ死ぬか。

続いて来るであろう左手の武器への衝撃を待つ。

一瞬にも満たないはずのそれは、しかしながら間伸びした音を立てて、あろうことか、衝撃を受け流しきった。

「はいぃ?」

思わず杉下○京のモノマネが飛び出るほど、唖然とする。

受け流し、完全成功。

自身の右方向の壁が真っ赤に赤熱化して、瞬時に元に戻る。

なんじゃこりゃァ・・・

自身の左手にある、謎の金属棒の不可解さに、メリウは考えるのを放棄した。




虫の歯ぎしり、とでも言えばいいのだろうか、軽い甲殻をすり合わせて甲高い音を出すような、そんな音・・・悲鳴だった。

敵の単眼は、見事に吹き飛んでいた。

その周囲、生物じみた甲殻は吹き飛び、それに覆われていた機械混じりな肉塊が露出していた。

レザードは見事、自身に課した役目を果たした。


「おおレザードよ、しんでしまうとはなにごとだ」

自爆テロで敵に痛手を与え、自身も<流星>の爆発でズタボロになって転がったレザードのもとに駆け寄ったジオは、彼が生きてることに安堵しつつ軽口を叩く。


「死んでねーよ・・・ほとんど死んでるってだけで」

むくむくと再生していく体中の傷や、吹き飛んで粉も残らなかった腕。

全快にはまだ時間がかかるが、それもそう遠くない。

今ものたうち回る敵の始末は、彼の仕事だ。




灰色の矢のごとく。

まっすぐ、まっすぐ、まっすぐ。

ひらめく左手、覆われる顔面。


<灰騎士権能発動>


仮面の力で底上げされ、駆ける速度が一段上がる。

肩口に担いだ愛剣を、目前のクソ円盤に!


叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!叩きつける!


叩きつける!!!!


「大事なことなので40回ブチ込みました! 死にくされ!」


残心も適当に言い放つシオンの声の下。

殺人赤光で猛威を振るった敵は、完全に沈黙した。




脚付き円盤機械生命体チックの沈黙と同時に、奥まった場所から明かりが消えて行く。


<「エネルギーヲ確保デキマセン コノ施設ハ 閉鎖モードニ 移行シマス 皆様 オ気ヲツケテ 避難シテ クダサ・・・」ブツッ>


「ミッション、コンプリート?」

全快に癒えたレザードが、まだなにかあるんじゃないかと訝しりながら疑問を口にする。

前回の例もあるし、また湧き直されたりしないよな・・・


「警戒しつつ戻りましょう。 不意さえ突かれなければ、抗えない敵でもありませんから」

一度に複数現れたらどうにもなりませんがな、と、ジオ。


「さっさと帰って、未鑑定品鑑定に回そうー。 ってか、この棒一体なんだったんだ・・・」

自分の命の恩人・・・恩棒? をブンブカ振り回して、メリウはテンション高め。

地味に頭に命中して、何も無くなったところを「鉢金がなかったら即死だった・・・ねぇよ頭!?」とかやろうと思ってた分、生きて帰還できるのは嬉しい限りだ。


「ホイホイ帰ろ帰ろ。 町の皆も何がしかのクエスト終えて集まってんだろーし」

最終日の打ち上げに顔出しに行こうぜー、とシオン。

町単位での連続クエストを経て、若干の顔見知りも出来た。

しかし今日から製品版発売までの間、しばしの別れである。


ひとまずおさらば、またここで会おう。




そして、町についた。

いつもの面々は、無言。

クエストの被害で、町をくるりと覆う壁も惨憺たる模様だ。

町防衛クエストにて襲撃してきたのは、体長2m程の小型脚付き円盤10体。

死人も何人か出てしまったらしく、撃退できたことは喜ばしくも、手放しでは喜べない結果と成った。


「新キャラ作ってまた来るよって言ってたよ」


顔見知りの身内からそう声をかけられ、皆が小さく頷く。

キャラクターが死んでも、ゲームは終わらない。

悲しいけれど、さよなら今までの君。

こんにちは、よろしく新しい君。


たかがゲームという人もいる。

されど、真剣に遊んだ記憶という財産を、僕らは、もってる。

たかが、という人には理解出来ないそれを増やすため、僕らは今日も、真剣に遊んでる。




「なーんてしんみり風な空気を出しちゃいますが、製品版がでたよー」

結局、製品版になって一番変わったのは。


「ふっかーつ! 新キャラもいいけど、やっぱりコイツが一番可愛いのさー!」


蘇生関係の、緩和。

ありていに言って、死体も腐らなくなり、死んでも容易に生き返れるようになりました。

蘇生金額は安めに抑えられて、その代わりに身体欠損の修復にはそれなりの金額を支払わないといけなくなったのですが・・・


「ヘルプ」


「「「イキロ!」」」


某所某町では、有志による治療がほぼ無償で受けられるとの、事。




「なんだかんだで、ぬるくなったねー」

日課の訓練をしつつ、シオンが欠伸し。


「そだねー、でも気楽に遊べるのもいい事だよ」

最近知り合った忍者プレイヤーに流派を教わり、七つ身分身習得のために頑張っているレザードが、シオンの隣で伸びをし。


「βのころが忘れられないマゾ・・・ゲフフン、硬派なプレイヤーたちは、オプションで旧ルール使ってますしねぇ、やはり選択の幅が広いのはいい事ですよ」

ギルド内ランクを順調に上げて、ついに高位魔法取得に挑むジオがちらりと毒を吐き。


「あー、ひどい目にあったわ・・・」

気楽に死ねることをいい事に、致命失敗フラグを入れっぱなしで遊ぶ蘇生貧乏メリウが、今日も今日とて変死しかけ。



個人と友人の興味の向くまま。



ゲームは、続く。

まぁ、終わりっぽく見せて、実は製品版シリーズに続くわけですががが。


この駄文が、読んでくださる奇特な方の暇つぶしに役立ちますように。

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