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この世界から消える少女との一時  作者: リィズ・ブランディシュカ
7/7

07 もし、君が明日消えたとしたら



 もし、君が消えたとしたら。


 明日消えてしまったとしたら。


 僕は悲しむだろうか。

 

 そんな事はないはずだ。


 だって、ただの他人どうし。


 よくて知人どうしなのだから。


 ありえないことだけど。


 だったら。


 もし、僕が消えてしまったとしたら、君は悲しむだろうか。


 想像できないな。


 ほとんど消えかけてる君が、僕の事を思って悲しんでくれるはずなんてないんだろうね。


 こんなにあっさり人が消えてしまう仕組みをつくった人は一体何を考えてたんだろう。


 慈悲かそれとも罰なのか。


 どちらにしても、僕達は何も見いだせなかった。


 でも、こうかなという推測はある。


 この世界の何でも、きっと、意味も理由もないんだよ。


 これもそれと同じ。


 ただ人が生きる事に、善も悪もないように。



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