表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

4

コジャレた店に着き、

店内に入ったタケルは、

立川先輩を見つける。


二人で、ディナーをともにした。


フルコースで、一通り料理が出て、

立川先輩は、ワインを飲んでいた。


タケルは、バイクで帰るから、

酒は飲まなかった。

己のグレープフルーツジュースをおかわりすると、

タケルは、立川先輩に述べた。


「今日は、鞍川さん、来なかったんですね?」


立川は、

そんな、タケルに言った。

「今日は元々、彼は来る予定は、なかった…。おまえ、俺と会うとき、鞍川が来る、来ない、本当に聞かないもんな……あっちは、おまえのコアなファン……いや、味方であり、敵でも、あるのかな…?」


タケルは、シラフだった。

それでいて怪訝に聞いた。

「先輩、何ですか?その言い回し……」

そして、続ける。

「鞍川さん、以前は全く話さない人だったのが、最近では、僕ら三人で会うとき、よく話すし、笑うし、僕も気心の知れた人が先輩ひとりだったのが鞍川さんも増えて、内心、ホント嬉しいんですよ♪」


そんな、タケルに、

立川先輩は、

「…あっちは、どうかな…?」

と、また意味深な言いぐさなので、

タケルは、

ちゃんと言ってくださいよ、

鞍川さんが何なんですか!?と思わず、語意を強めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ