表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

進化

 皆様は金属を食べた事があるだろうか?大抵の人は「ない」と答えるだろう。そう"人は"ないのである。

 では、今の俺は"人"でしょうか?いいえ、ゴーレムです。食べれます。

...やだああああ!!!

 ゴーレムになったら一度は経験してみたかったが、実際に食べるとなると気が引ける。だが、ゴーレムとして強くなるには鉱石を食べなくてはいけない。どうする?どうする?

 ........こんな事でゴーレムオタクが引く訳にはいかん!食うぞ!

 そうなったら何処に置けば良いだろう?

 最適な場所は...そうだ!専用の場所を作ろう!鉄生成エリアがあるのなら他の鉱石もあるはずだ。鉱石を生成するだけのエリアを作ろう。

 俺はゴーレムに命令し、地下へと続く階段を準備する。

鉱石となると、貴重だからな。安全な場所に置こう。

 さあ、作業開始だ!



 ゴーレムのお陰で作業はあっという間に終わり今俺は鉱石を手に固まっている。先程は食べると調子の良いことを息巻いていたが元は"人"だ。

 無理な物は無理だ。だが!ゴーレムオタクならば一度はやらなくてはいけない!勇気を振り絞りかぶり付く。

....美味しい。美味しいぞ!体がゴーレムになっているからか?!

何だ?この美味しさは?ヤバい!うますぎて脳がァとロける...。

旨みが脳を溶かして行く。仕舞いには視界が悪くなり頭痛が酷くなる。あまりの痛さに俺は意識を失った。 


目を覚ますと、そこには鉄のように銀色に輝くゴーレムがいた。

 そう!アイアンゴーレムだ!

うひゃああアイアンゴーレムに進化してる!周りを見渡すとどのゴーレムもアイアンゴーレムに進化していた。

 成る程。本に書いてあった通りだな。頭痛が酷かったが恐らく進化する時に体に負荷がかかっていたのだろう。一つ勉強になったな。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ