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学問にススメ!  作者: So
1/1

神との出会い

「「おつかれー」」

「お疲れ様です!」


仕事が終わり気づけば時間は終電ギリギリのようだ。


(電車の音、たくさんの人、おれは東京に住んでいるんだ!)


青年は目を輝かせ、少しだけ暗くなり始めている新宿駅の西口で大きく息を吸った。

ほのかに香る春の匂いや都市ならではの排気ガスの匂い、二年前に自分がいた場所とは大違いだと再認識し顔がほころんだ。


突然青年の携帯が鳴った。


『未来にお前は必要だ』


青年は顔をしかめ迷惑メールに報告しようかと思ったが、指をスライドさせるとこのメールにはまだ続きがあることが分かった。


その下にはよくわからない文字の羅列が続いていた。


青年は不気味なメールに好奇心にかられよくわからない文字を見ていた。


やがて文字の羅列は無くなり青年は携帯を閉じた。


ふと前を見た瞬間一瞬でわかった。


(ここはどこだ?)


見たことのない路地裏、前も後ろも見る限り長い細道。


青年の背筋にさぁと冷や汗が流れ走ってまっすぐ直進した。


しかし、十分近く走り続けても景色は変わらないまま。


青年は近くにあったダンボールを下に敷き腰を下ろし携帯を見た。


もちろん圏外だった。


「もう良くないか?」

「えぇ~まだみたいよぉ~」

「全く、趣味が悪いんだから、、、」


体育座りで項垂れていた青年の頭上で声が聞こえた。


青年は顔を上げると3人の女性が立っていた。


そして1人の女性が前に出て言った。


「私の名前はヴェルダンディ。運命を司る神と言われてるわ。そしてあなたにお願いがあるの。」



「未来を助けて。」



青年はぽかんとした顔をして、ヴェルダンディと名乗った女性を見た。

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