表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/22

第四章 少女(4)

 フロアを上がると、吹き抜けに出る。

「またケッタイだな」

 オルクスが周囲に注意を払いながらも、そう言ってのける。天井が今までのフロアよりも高く、数階分程ある。

「何の為の部屋なんでしょうね」

 ミミックが首を傾げる。

「……見ろ。奥に昇降機のような物があるぞ」

 メイティアがそんなミミックの肩を軽く叩きながら、先を指差す。

「行ってみるか」

 俺が告げると、皆は同意してくれた。



 --ガチャリ。



 全員が乗った後に設備を調べると、滑車のような規格で足場が上に動き始める。

「これは罠なのか?」

 しかめっつらのメイティアがいるが、横でヴィルネイタが首を振る。

「上に向かってるんなら問題ないんじゃねぇの?」

 確かに言うとおり、足場は噛み合せが悪いのかギィギィと音を立てるものの、上へと向かっている。









 ーーやがて数分掛けて天井が開くと、また違うフロアが顔を出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ