解決屋~墨田旬
俺は小さいころから不思議な能力を持っていた。それは俺が触ったものの寿命を変えることかできることだ。昔、おばあちゃんが病気で余命が1カ月だった。
俺はこの能力でおばあちゃんの寿命を変えて余命1年にした。この能力もリスクがあることをついこの前しった。寿命を増やすには俺の寿命が必要となり減らすときは俺がその寿命を吸収できる。
寿命を減らすときはあまりないけど増やすときは度々だからいまは結構寿命少ない。寿命を取るのは物でもいいわけだから死ぬことはない。
高校2年生の俺はいつもどうり学校へ行った。
[旬おはよう~]
旬とは俺だ。俺の名前は墨田旬それでこいつは飯名茜、昔からの幼馴染で唯一俺のこの能力を知っているやつ。
[ちゃんとこまめに寿命取ってるの?顔色悪いよ?]
[取れないよ。俺が下手に寿命取ると朽ちていくし。]
[そんなこと言ってられないでしょ?あんた死にたいの?]
[はいはい]
そういって俺は茜を無視して学校へ向かう。俺の学校はなかなか不良が多いからいちいち絡まれる。だけど俺は一様空手を習っていたからそれなりに強いしこんな不良には負ける気がしない。
教室に着くとまず大島魁が俺のところに来て話してくる。
[やっほ~旬!お前に話したいことが山ほどあるんだよ!]
[面倒くさいなぁ。何?]
[それがよぉ、この辺で殺人事件が起きたんだってよぉ!]
[へ~それで?]
[んだよ。ノリ悪いなお前。それでその死に方が異常なんだよ。]
こいつはどこから情報を得ているのか毎回不思議に思う。
[それでどんな死に方なんだよ?]
[窒息死だとよ、しかも首を絞められた跡がないし。]
[そんなわけあるかよ。空気が無くなるなんてありえないだろ]
俺はありえたると思った。なぜなら俺がこんな異常な能力を持っているならだれかもおかしな能力ぐらいあるのだと。
[それで!俺と一緒にその犯人さがさねーか??]
[いつも何か起きると興味もつよなお前。だいたい俺のバイト何か知ってるだろ。だったらお前も入ればいいじゃんか]
[それは無理だって、喧嘩とか推理とか俺無理だし、向いてねーよ、解決屋なんか。]
解決屋とは事件や何か起きた時に警察や一般住人から頼みがでて解決する職業だ。
俺は喧嘩もそれなりにできるしあの能力があればできる仕事だった。
[そりゃそうだよな。でも収入いいし、親のいない俺にはうってつけの仕事だよ]
キーンコーンカーンコーン
[授業はじめるぞー]
先生が来て授業が始まった。放課後俺はいつもどうりアルバイト先に行った。さっそく警察の人が来ていた。
[よぉ旬、おめー遅せーよ]
この人は俺の先輩の綾瀬鬼灯さん、この解決屋東京支部のリーダー。解決屋は本部が神奈川にあり俺は東京担当、と言うより家が近いから東京支部だった。
[それで殺人事件の件ですが。]
と警察の人が言った。
[さっそく犯人探しをしていただけませんかね?]
[ぜひともそれが俺らの仕事ですし]
[ありがとうございます。でわ手掛かりを一様話しておきますね]
[はい。]
[第一に窒息死なのに首を絞められた形跡がないことです]
[ふむふむ、しかし水の中で窒息死させてからというわけでは?]
[それも考えました。しかし通報から10分後にに現場に行きましたがまだ体は温かかったです。]
[なるほどねぇ]
[それじゃまた来ます]
そう言って警察は帰って行った。
[能力だな]
そう鬼灯は言ってきた。もちろん俺もそうとは考えていたが、相手を窒息させる能力があると聞くとゾッとした。
鬼灯も俺と同じ能力者だがいまだに能力を教えてくれない。鬼灯と少し事件について話て家に帰った。
俺は独り暮らしだ。親は小さいころに死んでいる。
あの忌まわしい事件で。1997年に起こった、バスジャックで俺の両親は殺された。
奇跡的に俺は生き残った。俺は絶対に両親を殺した組織に復讐しると誓っている。
だがその組織の名前もしらない。今はまだ復讐はできない、今はまだ・・・・・
初めて小説を書きました。おかしな部分があるかと思いますが、ぜひ続編を読んでください!!