卒業、そして結婚ですわ!
今まで本当にありがとうございました!皆様のおかげで楽しく書けました!この小説はここで最終回とさせていただきます。本当に応援、評価、ブックマーク、いいね、ありがとうございました!皆様の優しさでこの小説は出来ています。゜(゜´ω`゜)゜。
今日は学園の卒業パーティーですわ。そして、その後すぐに孤島を出て、本土でシルヴェストルとの結婚式と披露宴がありますわ。
「ミシュ様、もう毎日はお会い出来ないと思うと寂しいです。どうか卒業後も会ってくださいませ」
「ミシュ様。恐れ多いですが、私達はいつまでもお友達ですわ。王太子殿下に許可を得て会いに行きますから、またたくさんお話致しましょうね!」
「お嬢様。お嬢様は王太子妃になって、私は聖女としての務めが始まりますけどきっとまた会えますよね?」
「もちろんですわ!ソランジュもナディア様もオリアーヌ様も大好きですわ!」
三人に思いっきり抱きつく。みんなで抱きしめ合う。
「ミシュ様、大好きです!」
「ミシュ様、私本当にミシュ様にお会い出来て良かったです!」
「お嬢様、大好きです!」
卒業パーティーで、存分にソランジュとナディアとオリアーヌと共に別れを惜しみます。きっと卒業後は、みんな忙しくてあまり会えないでしょう。でも、時間を作ってなるべく交流は絶やさないようにしますわ。ソランジュもナディアもオリアーヌも、大切なお友達ですもの。
「それではソランジュ、ナディア様、オリアーヌ様。行って参ります」
「ええ、行ってらっしゃいませ。ミシュ様、ご結婚おめでとうございます」
「幸せな花嫁さんになってくださいね、ミシュ様。おめでとうございます」
「おめでとうございます、お嬢様。お嬢様の幸せを心から祈っております!」
そして卒業パーティーで存分にお友達との別れを惜しんだ後、私と王太子殿下と、ルーセルのために呼ばれた船に乗って本土に向かいますわ。本土に着くと馬車に乗り、結婚式の会場に向かいます。
中央教会に着くと、結婚届をシルヴェストルと共に書いて提出し、控え室に向かいウェディングドレスに身を包みます。準備が整うと、シルヴェストルが待つ部屋に向かいます。見届け人は国王陛下と王妃殿下、そしてお父様とお母様とルーセル。貴族へのお披露目は披露宴で行います。タキシード姿のシルヴェストルは、とても素敵ですわ。
「ミシュ、綺麗だ」
「殿下も、とても素敵です」
そして、中央教会の教皇猊下の元で結婚式が執り行われます。
「シルヴェストル・サシャ・ジョフロワ。汝はいついかなる時も妻を愛し、大切に守り、お互いに支え合うことを誓いますか?」
「誓います」
「ミシュリーヌ・マチルド・プロスペール。汝はいついかなる時も夫を愛し、大切に守り、お互いに支え合うことを誓いますか?」
「誓います」
「では、誓いのキスを」
ドキドキしながらシルヴェストルからのキスを待ちますわ。目を瞑ると、シルヴェストルの手が頬に添えられてシルヴェストルの顔がゆっくりと近付いてくるのがわかりましたわ。
「ミシュ、愛してる」
シルヴェストルがそう言うと、優しく唇に唇が重ねられましたわ。
「二人とも、結婚おめでとう」
「良い式だった」
「父上、母上、ありがとうございます」
「国王陛下、王妃殿下、本当にありがとうございます」
国王陛下と王妃殿下から祝福していただき、胸がいっぱいですわ。
「王太子殿下、ミシュ。ご成婚おめでとうございます」
「ご成婚、おめでとうございます。どうか娘をよろしくお願い申し上げます」
「ありがとうございます、お父様、お母様」
「ありがとうございます。どうかミシュのことはお任せください」
お父様とお母様に抱き締められます。
「ミシュ、幸せになれ」
「王太子殿下をきちんと支えるのよ」
「はい!」
そして、黙って俯いていたルーセルが口を開いた。
「義姉上。とても綺麗です。どうか、お幸せに」
「ありがとう、ルーセル」
そして、その後王宮で披露宴も行われて他の貴族の皆様からも祝福をいただきました。
「殿下…こんなに祝福していただけて幸せですね」
「僕も今が一番幸せだ…でも、きっと、これか
らもっともっと幸せにする。約束だ」
「はい、私もたくさん殿下を幸せにしますね」
「あはは、隣にいてくれるだけで充分幸せだよ」
ちゅっと頬に軽いキスをされますわ。披露宴に集まっていた貴族の皆様から歓声が上がります。
「愛してる。二人で共に幸せになろう」
「はい、殿下」
きっと完璧な王太子妃として君臨するために、これから国民達のために頑張りますわ!
本当にありがとうございました!とても幸せな時間をいただきました。皆様の応援あってこその小説です。まだまだ至らぬ点ばかりですが、また性懲りも無く連載作品を作っていますのでそちらの方でお会い出来たらすごく嬉しいです。本作もお付き合いくださり本当にありがとうございました・:*+.\(( °ω° ))/.:+




