夏だ!海だ!ですわ!
夏です。海です!
ということでさっそくみんなで海に遊びに来ましたわ。リゼットとネル、ネイがビーチパラソルを立ててビニールシートを引いてくれますわ。
「よし、これで準備はOKですね」
「たっくさん遊びますよー!」
「ソランジュ、テンション高いね」
ソランジュのテンションの高さに第二王子殿下が笑っていますわ。
「ミシュ日焼け止め塗ってあげるね。こっちにおいで」
「ありがとうございます、殿下」
「ルーセル様、私にも日焼け止めを塗ってくださいませ」
「うん、おいで」
日焼け止めをシルヴェストルに塗ってもらいますわ。ナディアもルーセルに日焼け止めを塗ってもらうようです。
「オリアーヌ、私が日焼け止めを塗ろうか」
「お願いいたします、トゥーサン様」
「ソランジュ、日焼け止め塗るからおいで」
「はい、第二王子殿下!」
オリアーヌはお従兄様に、ソランジュはセラフィンに日焼け止めを塗ってもらっていますわ。
「ミシュ、気持ちいい?」
「はい。日焼け止めクリームが冷たいし、殿下が丁寧に塗ってくれるから気持ちいいですわ」
シルヴェストルの丁寧な手つきに思わずうっとりしてしまいましたわ。とても気持ちいいです。
「ルーセル様、気持ちよかったです。ありがとうございます」
「愛する婚約者のためだからね。当然だ」
「まあ、嬉しい。今度は私がルーセル様に塗って差し上げますわ」
「頼むよ」
塗り合いっこもいいですわよね。
「私も殿下に塗って差し上げます」
「本当?嬉しいよ、ありがとう」
丁寧に殿下の背中に日焼け止めクリームを塗っていきます。隣では同じくがナディアがルーセルに丁寧に日焼け止めクリームを塗っています。
「殿下、気持ちいいですか?」
「うん、とても。愛するミシュが塗ってくれてるからね」
「ルーセル様、どうでしょうか?」
「気持ちいいよ。ありがとう」
さらに、お従兄様もオリアーヌに、セラフィンもソランジュに日焼け止めを塗ってもらっています。
「んー。気持ちいいよ、オリアーヌ。さすが私の婚約者だ」
「ふふ、トゥーサン様ったら」
「第二王子殿下、気持ちいいですか?」
「ん、すごく気持ちいいよ、ありがとう」
ともかく、これで海で遊ぶ準備は万端です。これからたくさん楽しみますわ!




