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初めての恋は叶わなかった。

作者: シンヤ
掲載日:2019/10/22

初めて彼に出会ったのは入学式の日。



入学式の後に行われた部活動紹介で男子バスケットボール部のキャプテンとして壇上に上がった彼に一目惚れした。



一目惚れしてからというもの、私は彼を人目見たくて何度も何度もバスケ部に見学に行った。

他にやりたいことがあってマネージャーにはならなかったが、部活がない時にはよくバスケ部の活動場所である第2体育館に行って他にもたくさんいるバスケ部のギャラリーに混ざってひたすら彼を見ていた。


そう、彼のことをずっと見ていたのだ。練習中の真剣な顔も休憩中に部員と仲良くふざけあっている所も、時々彼が『誰か』を見つめる所も全て。




本当は気づいていた。でも知りたくなくて気付かないふりをしていた。私が入学してからずっと彼とあの人はお似合いだと言われていたことも、彼があの人のことを他の人とは違う特別な眼差しで見つめているのも、彼が照れくさそうに、でも幸せそうな顔で笑うのはあの人の隣にいる時だけってことも、部活がない日に彼が時々あの人と一緒に帰っているのも全部全部知っていた。



でも、もしかしたら違うかもしれないそう信じるしかなかった。



だって、それが本当だったら私の気持ちを彼に伝える前に、私は失恋したと言うことじゃないか、私の恋は絶対に叶うことはないということではないか。



彼に彼女がいるなんて。



信じたくなくても、事実は事実。

友人から、あの2人は付き合っていると聞いた、それも1年以上前から。それが本当なら私が彼に出会う前に彼には好きな人がいて、付き合っていて、私の入る隙間なんて1mmもない。もしかしたら、なんて夢を見ることもできず私の恋は儚く散った。










そんな、高校1年生の時の淡い初恋をふと思い出した高校2年の冬、1つ上だった彼が卒業した日。


彼に彼女がいると知ってから聞こえてきた風の噂で2人は幼馴染だと聞いた。幼い頃から両思いで、高校に入ってからやっと付き合いだしたのだと。


初恋を忘れることはないだろうけど、今では未練なんて全くなくて、彼が幸せになれますように。と願う。



あと、神様お願いします。私にも幸せが訪れますように!!

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