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再誕  作者: もんじろう
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8

 太陽が沈んで、辺りは街灯の明かりだけになった。


 早く。


 早く帰ってきて、父さん。


 僕は両ひざを抱えて、下を向いた。


「セティウス?」


 父さんの声がした。


 僕が顔を上げると、父さんが目の前に立って笑ってた。


「どうしたんだ?こんなところに座って?」


「父さん!!」


 僕は跳び上がって、父さんに抱きついた。


「何だ、何だ!?母さんに怒られて閉め出されたのか?まったく、高校生にもなって…しょうがないやつだな」


 父さんが大笑いした。


 その顔を見てたら、僕は少し落ち着いてきた。


 大丈夫。


 父さんは僕が誰か分かってくれてる。


「父さん、困ったことになったんだ!!」


 僕の必死さに、父さんも真面目な顔になった。


「どうした?何かあったのか?」


 僕は父さんにシステムエラーの話をした。


 父さんは口をポカンと開けた。


 そして、また笑いだした。


「セティウス!もうちょっと、ましな嘘をつけ。何だ?母さんとイタズラでも考えたのか?」


「本当なんだよ!そのせいで、僕は家に入れないんだ!!」


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