表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
再誕  作者: もんじろう
7/28

7

「セティウスですって?」


 母さんが笑った。


「嘘おっしゃい。あなたはエデン市民じゃないわ。エデンが全てお見通しなのよ。私は騙されないわ」


「母さん!!」


「人の家の前で騒がないで!!警察を呼びますよ!!」


 いつもは優しい母さんの、初めて聞く憎しみに満ちた声。


「母さん!!」


 もう一度、呼びかけてみたけど返事はなかった。


 最悪だ!!


 何故、僕がこんな目に遭う!?


 頭がズキズキしてきた。


 僕は玄関のドアの横に座り込んだ。


 エデンが僕を市民として認めないと、あらゆることが出来ない。


 どうしたらいいんだ?


 僕は必死で考えた。


 何とか、この状況を打開しないと。


「あ!!」


 僕は気づいた。


 そうだ、父さんが帰ってくるのを待とう。


 父さんなら、僕を見れば分かってくれるはず。


 父さんがエデンに、かけ合ってくれる。


 そうすれば、システムエラーは、きっと解消される。


 たまたま、今回だけだよ。


 ものすごく確率の低いことが起こっただけ。


 エデンが、すぐに間違いを訂正してくれる。


 僕は、そう自分に言い聞かせて、父さんが帰ってくるのを待った。


 時が過ぎるのが、いつもの100倍くらいに感じられた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ