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再誕  作者: もんじろう
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6

 僕は、とても惨めな気持ちになって、その場を離れた。


 自分の家への道を歩く。


 いったい、何だっていうんだ!


 僕だってエデンは完璧だと、今の今までは思ってた。


 でも、起きるはずがないシステムエラーが本当に起こったんだ。


 何故、僕がこんな目に?


 イライラしてるうちに、僕は自分の家の前に着いた。


 さっきのトラブルが自然と直っていて、何も無かったように日常に戻れるんじゃないかという期待が、僕の中にはあった。


 そうだ、きっとそうに違いない。


 僕は生まれてからずっと、エデンの市民なんだから。


 大丈夫、元に戻ってるはず。


 僕はロアンの家と同じデザインの、自分の家の玄関前に立った。


 深呼吸する。


 ドアに向かって1歩、踏みだす。


 開け。


 開け、開け。


「あなたはエデン市民ではありません」


 けたたましいブザー音。


 嘘だ!!


 こんなのひどすぎる!!


「誰ですか?」


 インターホンから、母さんの声がした。


「母さん!!僕だよ、セティウスだよ!!」


 僕は必死に呼びかけた。


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