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再誕  作者: もんじろう
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5

 そんなバカな!!


 あり得ない!!


 僕は警告を無視してロアンの横に入ろうとした。


 ロアンの身体に、閉まるドアが当たって止まる。


 その隙に入ろうとする僕を。


 ロアンの両手が止めた。


「おい」


 ロアンが言った。


 低い声。


 今まで1度も見たことのない冷たい眼で、僕を見つめてる。


「誤作動だよ!!」


 僕は半ば叫んだ。


 あまりの恐怖で身体が震えた。


 いや、そんなはずはない!!


 何かの間違いなんだ。


「エデンにシステムエラーは無い」


 ロアンの静かな声。


 絶対に僕を通さない強い意思を感じた。


「さっきまで…いっしょに映画を観てたじゃないか…」


「………」


「ロアン、僕たち友達だろ!?」


「いや」


 ロアンが首を横に振った。


「お前はセティウスじゃない。エデンが、そう言ってる。エデンは完璧だ。間違わない」


 その言葉を言い終わると、ロアンは家の中に消えた。


 ドアが閉まる。


 僕は、ほんの2、3分で友達を失った。


 しかも親友をだ。


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