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「近々、エデンのシステムに侵入しようと計画してたの! そのときにセティくんが何故、エデンに拒絶されたのか調べてあげるよ」
「本当に!?」
「この天才、陽子様に任せなさい」
陽子が満面の笑みで答えた。
「あなたはエデン市民じゃないわ! だから、私の息子じゃない!!」
母さんが大声で宣言する。
「お前は誰だ!? エデン市民でない者に『父さん』と呼ばれる筋合いはない!!」
父さんが僕を突き飛ばす。
2人が家に入って、ドアが閉まった。
待って!!
待ってよ!!
父さん、母さん!!
僕だよ、セティウスだよ!!
僕は2人の息子なんだよ!!
ちゃんと顔を見て!!
僕を思い出してよ!!
「お願いだよ!!」
目が覚めた。
夢だ。
父さんと母さんと別れたときの夢を見たんだ。
ひどい悪夢。
全身に汗をかいてる。
そうだ、僕は陽子に助けられて…。
陽子と同じベッドで眠るわけにはいかないから、僕はソファーで寝たんだった。
しまった。
今の声で、陽子も目を覚ましたかもしれない。
僕は上半身を起こした。
あれ?
何だか下半身が楽だと思ったら、下着だけになってるぞ?




