表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
再誕  作者: もんじろう
11/28

11

 考えても考えても、どうしたらいいのか分からない。


 ひざを抱えて下を向いてると、頭に何かが当たった。


 雨だ。


 雨の勢いは、あっという間に強まって、僕はびしょ濡れになった。


 最低だ。


 何だって、こんなときに?


 今朝、起きて学校が終わって、ロアンと映画を観て帰ってくるまでは、平凡だけど幸せな人生だったのに…今は地獄に落とされたみたいだ。


 そう考えると、また泣けてきた。


 涙と雨が混じり合って、どっちがどっちか分からなくなる。


 僕は、このまま餓死するのか?


 人間は何も食べずに、どのくらい生きてられるのかな?


 怖い。


 死にたくない。


「困ってるみたいね」


 突然、女の子の声がした。


 驚いて顔を上げると、目の前に人が立ってる。


 僕より少し小柄。


 整備工みたいな服。


 背中にはリュック。


 耳当て付きの帽子を被って、大きなレンズのゴーグルを顔にかけてる。


 暗いのもあって分かりにくいけど、僕と同じ年齢くらいだろうか?


「ワオ!!」


 彼女が言った。


「あなた、私のタイプの顔してるわ」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ