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心は星空へ

作者: keisei1

いつもより横顔が綺麗で 真っ新なあなたの朝に

出掛ける前のキスをして 手をつないであげれば良かったのにな


二人はいつも空の上で恋し合って 抱きしめあう そんな夢のような日々に

「おはよう」と「こんにちは」を言えたならば 雨模様を彷徨さまよう心は星空へ



「さよなら」は解けたパズルみたいに 悲しくて鮮やかで

出来ないこと 分かちあえないことの多さに ただ涙を流して あなたを見送るだけで


彼女の思い出は 夕雲が滲む絵にも似ていて

どんな宝石もかなわない 無限の輝きを見せて

かすむ僕の面影でさえも 星空に描いてみせる



刻みゆく時計の小さな音でさえも 大切で



ただ一人のためにだけに 贈り物をした時間は 記憶の底へ

テレビもニュースも立ち消えた 未来の片隅に 置き去りにしたままの心は星空へ


「ただいま」の掛け声も 「行ってきます」の掛け声も

あなたのためだけにあったならば 本当のことは 全部伝えられたのに

愛おしくて 抱きしめたい心は星空へ


消えて

儚く

消えて

すべて


あなたと

両手を

差し伸ばしても

届かず


消える

消える

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― 新着の感想 ―
[良い点] 題名からとても良いなぁと思いました! [気になる点] この詩と次の詩の落差…。 親と何かあったの?と心配させるような文面。。 [一言] 「葵」は昔の私の名前 葵が送ったメールに気づかなくて…
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