32 胎内記憶
この話は長男の嫁が、子育て中にメールで報せてくれたものだ。
メールの日付は2016・11・28とある。
日付からすると当時、上の孫〇〇子は二歳と三カ月で、第二子〇〇男が生まれて半年の時期である。
今回もメール本文をほぼそのまま記す。
最近たまに、〇〇子がお腹の中にいたときのことを話します。
「お腹の中で、だんご虫みたいにぐるーんってまわってた」とか、「お風呂の中(羊水?)でぐーぐー寝てたよ」とか色々です。
お腹の中に来る前のことも話してくれます。
胎内記憶を語る子供たちは、お腹にいたときのことは色々なことを話すけれど、お腹の中に来る前のことは口をそろえて「お空にいた」と言うそうです。
ずいぶん前のことですが〇〇子も、
「お空でみんなと遊んでた。みんながいたからさびしくなかったよ」と言っていました。
お空で何してたの?
そう聞くと、
「お空を飛んでたの。それで、ぽよーんってママのお腹に入ったの」と話していました。
お空に〇〇男はいたか聞いてみると、
「いたよ。雲食べてた」だそうです。
この話に興味を覚えた私は胎内記憶のことを調べてみた。
ネットでは多種多様な意見がある。
突然、お腹にの中にいたときのことや、それ以前のことを話し始めた。
空を飛んでいたという話も多かった。
聞き手のの誘導。
記憶の刷り込み。
とにかく賛否両論である。
胎内記憶は言葉を覚えるに従い、おおむね三歳ぐらいで消えてしまうという。
私も今回ためしに、四歳四か月になった〇〇子に同じことを問うてみた。
「わからない」
残念なことに胎内記憶は消えていた。
ただネットでは、成人になった今でも覚えているという方もいた。
信じる。
信じない。
これは人それぞれ読者しだいである。




