ここは一体どこでしょう?異世界、それとも…
エピソード0:世界観+a
…昔、そう、今から数百年前、世界に国がまだあったころ、世界は豊かだった。その中でも特に栄えていた 国が…「日本」、そう呼ばれていた国だ。
そして、ここにその「日本」を復活、いや、取り戻さんとする青年が一人…
「あれ、この前見たDVDはっと…」
…青年が、一人…
「あった!…っとこれこれぇ。「機甲戦士 咢」シーズン2!。本当に亡くなったと思ったぜ。ポイって
置いていると踏んじまってパキっだからなぁ。」
…あの、もしもし?聞こえてます?一応あなたの脳内に話かけてるんですケド…
「ん?そういえば…なにか聞こえて来るような、無いような…ま、いいか!さて、探し物も見つかったし…」
お、ついに、この物語に関わるようなことを…
「寝るか。」
うおおおおおい!!ちょっと待たんかぁぁあああ!今、画面の前にいる読者様に説明しようとしてるの
にも拘わらず寝る主人公がいるか!考えられんぞ、普通…。
「…ンなんだよさっきから、人の事を勝手に好き勝手に言いやがって!こちとら毎日奇妙奇天烈なソフト
の解析をしていて疲れてるんだよ!それをなんだ?主人公って、俺はそんな物になったつもりはない ぞ!
中二はよそでやってくれ…つーわけでそろそろ寝てもいい?」
いや、ダメですから!起きて起きて!せめて、自分の自己紹介をしてからにしてくれない?
「いやだよ、な~にが悲しくて自分の自己紹介をせにゃならんのだ…未だにこれがなんの茶番かわかっ てもいないのに。」
お願い!後で好きな物あげるからさ~…ほらぁ、ここは私の顔を立てると思ってさ?
「…はぁ、仕方ないな、さっきの言葉覚えおけよ~…こほん、えぇ皆様お初にお目にかかる、名前は
”九尾 仁”。ってこれだけじゃ味気無いか、好きな物は特撮ヒーローと、あとは甘味だな。よし、
これくらいでいいだろう。じゃ、寝る。」
…本当に寝やがったよコイツ。はぁ…本当にこいつでいいのかな?今更だけど。というわけで、本格的
に始まるのはこれからなので、どうかよろしくお願いいたします!