異世界 前編
そして異世界へ、、、 前編
修学旅行に行く当日、俺は親父に呼び止められた、
『これを持って行け。』
白い包みだ。ずしりと重い。
『なんだよ。これ。』
『それはハサミだ。俺が昔から持っているハサミでなぁ、俺のオヤジから譲り受けた大切なハサミだから、お前にやるが大切ににしろよ!』
英人『うれしいけど、修学旅行だぜ?使わねーだろ。』
と言って2階に戻る。
後の時間は荷造りに時間を費やした。
そして翌日
美香『おはよー』
皆 『おはよー』
英人『おはよー』
美香という女は俺の幼なじみである家も近い、まるで家族のような扱いの彼女なので挨拶は当たり前だ、美香のおとうさんは俺の母親と同じように旅行中に命を落としているなので俺のことをよく分かってくれている優しい少女の半面よくほっぺたを叩いて起こしに来る鬼でもある。
先生『皆集まったか~ 出席簿を取るぞー』
出席簿を取ると遂に船に乗る、船はフェリーだった、、、それを見て俺は「ものすごく、、、、、、大きいです。」と思った。
さてさて、ようやくフェリーに乗れる
修学旅行の日程はこうだ、夜にリトマス海を渡り明日にはマゼランに付く という日程で進んで行くのだが何か嫌な予感が胸に佇む。
その日の夜俺達は夜ご飯を食べ、風呂に入り、ベッドに入った。