片隅の恋
毎日みる同じページ
ドキドキもなにもなくて
家と仕事の往復
たまに寄るどこかのお店
出逢った瞬間、心が
奪われるような、そんな
ドラマのような恋愛
願ったこともあるけれど
ゆっくりと時間の流れる
穏やかなひとときに
映る視界のかたすみ
佇んだ、あなたがいた
声をかけようかどうしよう?
話くらいしたい、でもね
それなりに重ねた年月……
くぐもる声が邪魔をする
次の駅に着いてドアが
開いたら勇気を出すわ
次の駅で乗客が……
ダメね今日も声でないわ
ため息を数えてまたひとつ
しわが増えちゃうのかな
それでもね、今日も
逢えたから、しあわせだね
あれからね、少しだけ私は
素直になれた、そして
平凡な日々だけど
となりには、あなたがいる
い、いや、内容不足ではございますが、ストーカー系じゃないです;