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初戦

「これより総攻撃を仕掛けます。宮廷騎士団は城壁を登って下さい。私兵は城門を破る部隊と弓の部隊で分かれて下さい。魔法部隊は私と一緒に援護して下さい」

城の前に布陣したネルキソスはし全軍に指示をした。

「「はっ!」」

指示を出された兵はそれぞれ行動を開始した。しかし城門を守る兵の抵抗に蹴散らされていった。

「ひるまないで攻め続けなさい。諦めなければ必ず道が開けます」

ネルキソスはうさんくさい笑みを浮かべながら言い放った。そんな精神論でなんとかなると本気で思っているのだろうか。


「焦るな!もっとし」

1人の宮廷騎士が声を上げようとした瞬間肩に矢が当たった。

「隊長!よくもー!」

仇討ちに向かった兵たちは矢や魔法、上から降ってくる岩などで倒されていった。それによって貴族派はさらに混乱を深めていった。

「落ち」

混乱をおさめようとした宮廷騎士もいたが飛んできた矢で倒されていった。城を攻める兵たちの混乱がピークに達した中ネルキソスは右手を上げた。 それと同時に魔法部隊が魔法を放った。


「ぐはっ!」

魔法部隊が放った魔法は不自然な軌道を描き城を攻めていた兵に直撃した。

「な、なぜ狙った所に飛ばない?!」

「ま、まさか魔法が誰かにコントロールされてるのか?!」

魔法は曲がったり、急速に落ちたり、はね上がったりしながら城を攻める兵たちを倒していった。

「一体何が…。『フレイムトルネード』!」

ネルキソスが唱えると魔法陣から渦潮が出てきた。渦潮は曲がりくねりながら城を攻める兵たちを飲み込んでいった。


「くっ。これではどうしようもありません。撤退します!」

ネルキソスはうさんくさい笑顔を浮かべたまま言い放った。そしてすぐに魔法部隊と一緒に本陣まで転移した。

「て、撤退!撤退しろ!」

指揮官もそう言って全速で逃げ出した。

「ま、待って下さい!」

「置いていかないで下さい!」

それを見た兵たちも次々と撤退していった。こうして貴族派の最初の城攻めは大敗北で終わったのである。








あまりうまく描写できてないかもしれません。指摘や感想などがあればお願いします。

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