勇者に「ざまぁ」と言われた魔法使いが「ざまぁ」と言い返す
魔法使いである私は、約10年間所属していたパーティから追放された。
「ざまぁ」
勇者は、パーティから追放された私に対して言った。私は、何も言い返せずにその場を離れた。私はパーティから追放されたことを冒険者ギルドに伝えるために冒険者ギルドの本部に向かった。
数時間後、私は冒険者ギルドの本部に着いた。そして、受付嬢に話しかけた。
「こんばんは、パーティから脱退したいです」
「こんばんは、脱退のご相談ですね。承りました。少々お時間をいただけますか?まずは必要な手続きがございますので、お話をお伺いできますでしょうか?」
「脱退届を提出すれば脱退できますか?」
「はい」
私は、受付嬢に脱退届を渡した。
「差し支えなければ、脱退の理由をお聞かせいただけますか?」
「脱退の理由は、パーティから追放されたからです。」
「事情は承知いたしました。手続きは以上で完了です。お疲れさまでした。もしご相談がございましたら、いつでもご連絡くださいね。あなたの今後のご活躍を、ギルド一同お祈りしております!」
私は、椅子に座った。しばらくすると冒険者ギルドの会長である私の父親が出てきた。彼は、私に話しかけた。
「俺の娘がパーティから追放されたことは、本当か?」
「本当です」
「それならそのパーティを抹消しようと思う。あとパーティのメンバーを出禁にしようと思う」
私は、次に私に対して「ざまぁ」と言った勇者にあったときに、冒険者ギルドを出禁になった勇者に対して「ざまぁ」と言うことを決めた。
数日後、私を追い出したパーティのメンバーが冒険者ギルドの本部に来た。彼らは、受付嬢から冒険者ギルドを出禁になったことを聞かされていた。
「冒険者ギルドのルールに反する行為が見受けられましたため、今後冒険者ギルドの利用をお断りさせていただきます。」
出禁になったことを聞いた彼らは、無言で受付から立ち去った。私の目の前を通った時、私は彼らに話しかけた。
「ざまぁ」
彼らは、「ざまぁ」という言葉を聞いた後、無言で建物の外へ走った。私は、彼らが私をパーティから追放したことを後悔している様子を想像していた。そして、もう一度言った。
「ざまぁ」