昼休み
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
「ふぅ…ようやっと終わったぁ……」
「ねね!音瀬さんって勉強もできるんだね!」
「ほんっとーーにすごいよ~!」
「…みんな、ありがとう。でも、途中で転校してきたから、頑張らないと。」
今日分かったこと。光輝は勉強も完璧にできたのだ。これで立派な超完璧人間。
「きゃあああ!」
「やっぱり音瀬様は女神様ぁ!!!!」
(それにしては、反応濃すぎじゃないか?)
「あ、あの、暁さん。
1時間目の国語のノート、写させてくれないかな?」
「あ、高尾さんか。いいよ……って、あ」
「えっと…何か用事がある?」
「あー…」
(今日の昼休み、音瀬さんと約束しとったわ…)
「あ!よ、用事があればいいんだよ!1時間くらいだったら教科書とワークとかで勉強すればすぐ追いつけるから!」
「あーごめん。それでいい?」
「あ、う、うん!」
(高尾さんは最初の抜き打ちテストで100点とってたからなぁ…いけるか。)
「じゃあね。」
「うん。ばいばい!」
「…ふふっ」
(高尾さん、笑うと可愛いんだけどな。)
「あのーお…とせさん。」
「あ!えーっと…みんなごめんね。今日は一緒には食べれないんだ。本当にごめんね。」
「いえいえいえいえ!!どうぞ音瀬様の言うとおりに!!ねっ!」
「「「はいっ!!!!」」」
(うわあ…)
「じゃ、行きましょうか。」
「は…うん!」
「っと、これで…」
ガチャ
「わあ!屋上!」
「そうだよ。」
「暁さんが言っていた特別な場所って、屋上なんですね!」
「そう……というか、敬語やんなくていいよ。
同級生なんだし。」
「あっ……そ、それじゃあ暁さんも関西弁で喋っていいんだよ。」
「……ほんなら…」
「わあ!可愛い!本場の関西弁って初めて聞いた…!」
「………」
(雰囲気変わった?)
「っ、あ!」
「どうしたの?」
「いや。な、何でもないよ…?」
「そ…まぁ、ご飯食べへん?お腹すいてんよ。」
「あ、うん。」
それから、私たちはお互いもう一度自己紹介をした。
「へぇ~モデルやってるんや」
「うん。8歳からやってるよ。……とは言っても、まだまだだけどね。」
「……8歳から…さぞ天使やったんやろうな…」
(まあモデルをしとっても全然おかしくないんやけどな)
「へぇ~!イラストレーターなんだ。今までの作品、見せてくれないかな?」
本人は無意識だろうが(絶対悪意あるって)いやないわ!…んん!失礼。きゅるるん♡という効果音がつきそうな上目遣いをしてきた。
(うっ、美人&可愛いの上目遣いはキツい…)
「……はぁ…はい。期待はしないでね。」
「わぁ。ありがとう。」
「はいはい、どういたしまして…」
自分のスマホを見せた。
「え?!すごい!これ、本当に暁さんが描いたの?!」
「そうですけど…」
「すごいすごい!!プロだ!ううん。プロよりも上手い!」
「あ、ありがとう…ってか…そーいや、暁でいいよ。クラスメイトなんやし…」
「え…っと…それじゃあ、暁さ…あか、つき?」
「そーそ。それでええよ。」
「ま、まだ馴染めないな…」
「まーいつしかは慣れるよ」
本来の目的を忘れて、華咲と光輝は仲睦まじく話していた。
華咲は気にしていなかったが、華咲の心臓は、いつもよりかは、鼓動が速くなっていた。
ヘェーイお待ちどう!
変なテンション、これが抹茶畑スタイルだZE☆
どもー抹茶畑ッス!
いつもはこんな短時間で投稿しないからね?!
その理由は……フッフッフッ…
初感想(初ブクマ)をもらったからだ!!!
イエェェェェェェェェェイ!!!!!
(うるせえええぇぇ!)
ごめんねぇぇ!
(いいよぉぉぉ)
ん?なんかこのやりとり見覚えあるな……ま、えっか。
いやぁ…抹茶畑初!ですよ?こりゃもう叫ぶしかなくないですか?!
と、いうことなので、皆さんも数えれなくなる前に、感想第2号、第3号、第4号、第5号などになれるように、よろしくお願いしますぅ!!
(長文失礼しました。)
では!また3週間後くらいに会いましょう!
じゃね!