モンスターズ・トイ
給料をもらったモンは、ブルーとベリーに連れられ、何処かへ連れて行かれた。
連れて来られたのは、
以前モンがくるみ割り人形に襲われた場所だ
「ここってくるみ割り人形がいる場所だよね…
大丈夫?」とベリーに聞くと
「くるみ割り人形?
あー、頭割り人形の事ね、あの魔物確かに、
厄介なのよね〜でもあいつは、1体しかいないから、そうそう会うことがないわよ…
でもよく知ってるわね…あのげきつよのレアな
魔物の事」と聞かれたので、
色々と説明が難しい気がしたので
「うん、噂に聞いたから」と誤魔化した。
すると、ベリーは、「ここすごいんだよ、見てて」と言い、わたあめと看板に書かれた
無人の店に、ベリーは、100toy置いた
すると、100toyがわたあめになった。
モンは、「凄い、どうなってるんですか?」と
聞くと「理由は、わからないけど、店のメニューが書かれた金額を払うと、自動的に出てくるんだよ」とベリーは、言った。
「だからさ、ここでさ沢山食べまくろうよ」と言った。
「うん…そうですね」と久しぶりに息抜きが出来ると思い、ベリー達と一緒に食べることを選んだ。
モン達は、今日もらった給料を確認する事にした。
金額は、
モン、10万toy
ベリー、25万toy
ブルー、27万toy
モンの給料は、思いの他低かったが
あまり使うことがないので、困る事は、無かった。
ベリー達と色んなものを食べていると、
モンは、あるものに目がつく
それは、大きなモンスターズ・トイだ。
硬貨を入れ回転式レバーを回すとカプセル入りの玩具などが出てくるもの、またその取り出した玩具である。
モンの村には、無いが、冒険者にモンスターズ・
トイの玩具を自慢してくる、人がいたので
知っていた。
モンは、気になり見に行くと、
ベリーが、「それ、触らない方がいいよ…
神様見たいなものだから」
と言った。
「いや…あれ、モンスターズ・トイですよね」
とモンは、いうと
ベリーは、「モンスターズ・トイってなに?」と
聞かれて来たので
「僕も、触るのは初めてだけど、教えますね」
「まず最初に、これに、決められたお金を投入します」と言い、お金を入れる所を見ると10000toyと書かれていた。
モンは、「高い」と心の中で思い、
お札を入れるであろう穴に
10000toy札を入れた。
「そして、このレバーを右に回すと、」
とガチャリガチャリと中から音がした。
おとが鳴り終わると、カプセルが
ゴトンと落ちた。
モンは、カプセルを取り、
「この中に、魔物のおもちゃが入ってるんです。」と言った。
ベリーは、「あれ…私は、みんなから、私達の
ご先祖が崇めてた神様だと聞いてたんだけど」
と困惑していた。
モンは、「へぇーなんででしょうね」と言い、
カプセルを開けた。
するとカプセルが急激に光出した、
「うわぁ、まぶしい!?」と言いカプセルを離し目をつぶった。
ベリー達も、目を瞑った。
光が収まり、目を開けると、
小さなドラゴンが寝ていた。
そして隣に紙が落ちていた。
モンは、紙を拾い読んでいた。
トイドラゴン
トイアイランドで生まれたドラゴン
黒色の肌を持ち
両腕は、バネのような形をしている。
最初に見たものを身内と思い、ずっと
ついて来る
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と書かれていた。
モンは、「最近の、トイはこんなにリアルなんだ」と言い持ち上げると、ドラゴンは、目を覚まし、「君は、誰」とドラゴンに来たれたので、
モンは、悪ノリで「僕は、君のお兄ちゃんだ。」
と言った。
するとトイドラゴンは、「やったー兄貴だ〜」
とモンの背中に抱きつき尻尾をふりふりさせる。
ベリー達に「最近のおもちゃってこんなすごいんですねー」と笑いながら言うと
ベリーは、「いや、それ…どう見ても本物だよ」
とモンに指摘した。
モンは、「えっまじですか?」っと言うと、
ベリー達モンうんうんと頷き、
トイドラゴンも、「俺、本物だよ」と言い、
ニコニコしていた。
モンは、「また変な繋がりができた」と思い
ため息をついた。