ねじ巻きウサギを追いかけて
モン達は、村の外に出た。
モン達が見るのは、初めての景色、
見渡すほどある草原、村では、見たことがないない小鳥、
遠くに見える、大きな山が見えた。
色んなものを見て二人は、興奮していた。
「ねぇ…来てよかったでしょ」とティアが言うと、
モンは、「うん」と言った。
二人は、広い草原で追いかけっこしたり、近くの川で魚を
観察、冒険者ごっこをして遊んだ。
モンは、流石に疲れたのか「ティア…僕ちょっと疲れた、
休憩しない」と言った。
ティアは、「しょうがないな〜じゃあ、あの岩場で休憩ね」
と言い、二人で大きな岩に座り、休憩しようとした。
すると、岩から「キュエエ」と声が聞こえて来た。
二人は、恐る恐る岩を見ると、なんと擬態していた、
魔物のカメレオンだった。
モンは、「うわあああ」と驚いたが
ティアは、モンをお姫様抱っこし、すぐにカメレオンから降り、モンを下ろし、カメレオンに強いパンチを喰らわせた。
するとカメレオンは、生き絶え倒した。
モンは、色んなことが起きて、何を言えばいいか分からなくなった。
とりあえず、「ティア…つよいなぁ」と驚きながら言った。
すると「当然よ、母さんに鍛えてもらってるんだから」
と自慢げに言った。
「僕も頑張らなくちゃ」と思った。
するとティアが、「この、カメレオンどうする?」と
モンに聞くと、「村に持って帰らない?、もしかしたら
大人が僕達が外に出ることを認めてくれるかもよ?」
というと、「うん、それがいいかも」といい、
ティアは、一人でカメレオンを抱え村モンに戻った。
モンは、「あのカメレオン…4mぐらいあるよな、よく持てるな」と驚いた。
村に帰ると村の人達は、驚いた、カメレオンを倒した事も
あるが、ティアが1人であんなデカいカメレオンを抱えていたことにびっくりした。ティアはこの日、お母さんに褒められていたのだが…
その日の夜
モンは、父親に呼ばれた。
「父ちゃん、話って何?」
と父親に質問した。
父親は、少し深刻な顔をして、
「なぁ…少し考えたんだが、ティアと縁を切ってくれないか?」
とモンに言った。
すると「なんで…そんなこと言うんだよ、嫌だよ僕にとって大事な友達なんだ。」
と言うと
「お願い、だから関わるの辞めて、じゃないと家をおいだすよ」
と真剣な顔で言った。
するとモンは、「わかった」と言い、家を出た。
モンは、「僕が弱いからいけないんだ」と思い、村の外に
出て鍛えようと考え、村の外に出た。
外に出てみたが、暗くてとても怖かった。
モンは、怖い影響のせいか、周りを詳しく見ることができた。
すると、ガチャガチャと音が聞こえた。
音のほうを見ると、ねじ巻きが付いたウサギが走っていた。
「あれ、ウサギのおもちゃが走ってる」と言った。
モンは、怖さよりあのウサギに興味が言った。
ウサギについて行くと、黒い渦に飛び込んでいった。
モンは、黒い渦に飛び込んだ。
するとモンは、何処かへワープしていった。
モンが付いた場所は、でっかい遊園地みたいな場所だった。
看板があり、TOYアイランドと書いてあった。
とても楽しそうな場所だったので中に入ってみた。