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リョウとサトシ1

コーヒーをお代わりしてきたリョウ。サトシも飲む。


「とりあえず…この世界のシステムだが、3人まで自分を作れるのは知ってるな?サトシ、お前は何人作ってんだ?」

「1人だ」

「ソロぉ!?お前スゲーな、今まで誰にも師事しなかったのか、それなのにその強さ…天才…だけじゃねえな、とんでもない努力も積んでるか」

「ヘッ。照れるがその通りだぜ」

「いやーそこらの奴よりよっぽどスゲーよ…ああ、話変わるけど俺今大分に向かってんだ」

「大分?またへんぴなとこ向かってんな…俺は福岡で武者修行しようと思ってたんだが」

「なるほど…やっぱ目的地は違うか。そこで提案なんだが今乗ってるのはこの列車、山ん中で一回止まるからそこでお前に最低限の修行を行う。後は頑張れ」

「わかったぜ。元々リョウの弟子にして貰えるだけでラッキーだったから後は自分でどうにかするつもりだったんだがさらにラッキーだぜ、サンキューな」

「まあぼちぼち鍛えてやるから気楽に考えとけ」

「おお!楽しみだぜ」

「ま、俺が見るから多少はキツいがな…俺の時は何回も死んだからなぁ」

「リョウの時?リョウも誰かに師事して技やら覚えたのか?」

「ああ、双剣双銃のスタイルを作って伝授したのもその時その人からだ。変な人でなあ…他人を鍛えるのが好きな人だった」

「へえ…双剣双銃の戦神を鍛えた人か…強えんだろうな」

「いや、それが分からねえんだよな、不思議な人で…強さが見えない人だった。大分に故郷があるって言ってたから向かおうと思ってな。お前は?」

「俺は福岡まで武者修行の旅しようと思ってよ!」

「ははは、お前らしいな」


2人は山の中へ入って行った。

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