9・クルーの名前付け
1ヶ月と1日目[31日目]昼
呆れと、弱感の尊敬[セリとサリから]の中、船に戻った。
コウ「セリ、詳細鑑定でみんなの健康チェックして、中に病気を入れたくない、
この後、俺は魔力水を各施設で使える用にして、アバター室[アバター創造調整保存室の略]で調べたり調整しているから、各自、用事が 終わったらアバター室に集まって、
皆んなで、反対方向の平野まで調べに出るつもりだけど、どう、皆んな行ける?」
セリ「全員健康です、私は開発担当のクルーの方に各部屋で開発に関して頼んできたら戻りますので、お待ちください」
サリ「ウチも、入れ物と鞄頼んだら、一緒に行くにゃ」
ソド「ソレガシも、刀鍛冶に魔力水を使ってみるよう頼んだら、行くでごさる」
ガド「ワシも、鍛治と加工に魔力水の使用を指示したら、行くぞ」
マリ「ワタクシは、研究の指示をしたら、行くわ」
コウ「食事取って準備できたら、連絡して、アバター室にゲート開けるから入って来てください、
セリは次のアバターの候補を連れて来て、身体が有るクルーに必要なスキャンポットの作動確認が出来たから」
「「「「「わか(りました)(ったのじゃ)(ったでござる)(ったにゃ)(ったわ)」」」」」
施設に魔力水を配るついでに、稼働状態を観た時、大気中の魔力を大量に吸収した事で、魔力不足が改善されたが、
蛹から変わるためには魔石の魔力ではなく魔石が必要な事が分かった、魔獣や魔族をアバターで殺すのは決定らしい、
俺、グロいのは苦手なんだけど、どうしよう
アバターの力が強いみたいなので、保存ポットで確認した所、身体のスペックが、魂が入って無い時は龍人の平均だか、入った時に5割程アップする事が分かった。
龍人種が人間種の3割アップ、さらに俺の魂が入ると5割アップで、人間種の2倍弱・・・魔力無しで強すぎないか。
コレは、ヤバイ・・・ツッコミで人を殺しかねない。
出来るだけ、ツッコミは自重しよう。
次やったら、サリは避けそうだけど、避けられるのはなんか負けた気がする、やる時は確実に当てつつ死なないようにしよう。
まっ、セリの回復が有るから、死なんだろ。
メンバーからの連絡がありゲートを開くと、マリ、サリ、ソドが出て来て、その後、セリとガド、そして2人のドワーフのクルーがゲートから出て来た。
コウ「その御二方が、次のアバターを御作られる方ですか?」
メンバーが、クスクス笑う
(ガドと違い、大人の髭モジャで、迫力が!ビビるだろ普通)
サリが何か言おうとして止められていた
(よかった、サリが又なんか言ったら、チョップする所だった)
ガド「何んじゃ、その変な丁寧語?は、まぁ、いいが、二人共、この人がマスターじゃ、ちょっと変じゃが、気さくな方じゃ、ほれ、あいさつじゃ」
二人共「よろしくお願いします」
セリ「コウ様、クルーの皆さんの名前が無いので、付けて欲しいですー」
コウ「えっ、名前、付けるの?、因みに何人いる?」
セリ「男性100人と、女性100人です」
コウ「無理、200人は、無理、順次アバター作る時、考えた候補の名前から選ぶいいかな?」
二人共「それで、お願いします」
(名前かー、真面目に考えたら200人は、無理だから、あ〜わに、何か付ける名前で行こう、
ドワーフの、男性は、なんとかーフで行こう)
コウ「貴方は、アーフ。貴方は、イーフで、如何ですか?」
アーフ「ありがとうございます、私はアーフです、よろしくお願いします」
イーフ「ありがとうございます、私はイーフです、よろしくお願いします」
コウ「こちらこそ、よろしく」
ガド「この2人は採掘が得意じゃ、洞窟に有る金属を掘るのに必要な者だから早めが良い、ワシは、掘るのは苦手じゃからの、二人共、頼むのぉ」
二人共「おまかせください」(ガドもしかして偉い人)
コウ「二人共、この透明な筒、ポッドの中に立ってください、スキャンの光の板が上から下に移動しますが、動かないでください、
2人が入ったので、スキャンを開始した、少し不安がっていたが、問題無く終了、そのまま、アバターの設定をした。
コウ「クルーの皆さんは、外見そのままで、年齢が皆んな少しずつ違うみたいです、種族ではかなり差がありますね、あと、できるまで5日ですね」
マリ「私達の半分で出来るのね、年齢はどれ位、違うの?」
コウ「人間種が30〜40歳、獣人とドワーフ種で60〜80歳、
エルフと龍人種は120〜160歳ですね」
ガド「そりゃー、各種族の一番体が動く歳だな」
2人がポッドから出て来た、いろいろ説明して、名前を種族ごと考えるので、候補から選んでもらい、駄目ならまた考えると伝え、アバターは、全員作るので、休まず作るようお願いした。
コウ「2人で5日を200人、一ヶ月は30日で12ヶ月で一年だから、一年4ヶ月と20日か、結構かかるね」
マリ「コウは商人か学者だったの?」
サリ「私より計算が速い!」
残りのメンバーと、アーフとイーフはアングリしてる。
コウ「俺の世界だと、一般教養として、計算出来るぞ」
今度は、全員驚いていた。
皆んなにかけ算とわり算を今度教えよう、いや、セリに教えて、皆んなに教えてもらおう。
だって、めんどいから。
コウ「さて、平原の方に、探索しにいきますかー」
返事が無い、アッ、まだ、アングリしてる、驚いて・・イヤ、あの顔は、ショックな顔だ、俺、教養が無いと思われてた?
俺の方が、ショックだわ
PS:クルー200人の名前はこうなった。
ドワーフ30人
アーフ〜ソーフ 男
アーフィ〜ソーフィ 女
獣人60人
アーガル〜ホーガル 男
アーナ〜ホーナ 女
エルフ30人
アーロンド〜ソーロンド 男
アーシャン〜ソーシャン
女
人間70人
アーザン〜ホーザン 男
アーリン〜ホーリン 女
龍人10人
アーロン〜コーロン 男
アーシャ〜コーシャ 女
苦情が出ないことを祈る。




