6・ギフトの欠点と使い方
ストックが切れるまでは毎日投稿します
1ヶ月[30日目]
俺とセリのアバターが出来てから、
20日後、
主パーティー・メンバーのアバターと装備がそろった
(アバターに入った時の映像と音声は、みんなに分からないようにブロックして、観てましたー)
前の2人は、
二人共、15歳に成った戸惑いと、身体を動かした時の喜び方で、体のキレが無くなる年齢、かなりの年配者だな。
今回の2人は、
サラは、映像で、身体を見て喜び、胸見て、ガッカリしていた、音声には、「胸大きく成らなかったにゃ」、15歳より下が決定‼︎
ソドは、映像で、サラの身長を見て、サリと同じ位なのを、落ち込んでいた、音声は、「身長、サラより伸びなかった」、こいつも下か‼︎
サリが、身長を、ソドが、胸を、お互いにからかっていた。
(コイツラ仲良いな、幼馴染か?)
セリ「確か、同じ村の出身ですよ」
(此奴、いつからいた、心を読んだ?エスパーなの?)
セリ「私、子供では無いです、
言葉たらずなのは理由が有って余り人との会話が少なかったからで、
体型は、幼少の頃に食べ物が無くて発育不良で15歳なのに幼女体型でした。
その頃の話は話す勇気が出たらはなします、
最近、皆んなとよく話すので言葉使いが年相応になってました」
コウ「誤解していてごめんね、いつか話してね、頼りにしてるよ、セリ」
セリは笑顔で自然エリアに行った。
1日だけメンバー全員で、船内にてアバターの身体の動きや五感の感覚、魔力とギフトの使用感を確認する事になった。
俺以外のメンバーはアバターに入りすぐ慣れた。
俺は、最初だけ魔力による身体強化や魔法の使用に手間取ったが、
魔力制御は龍人としては高く[セリはもっと高い]、使用感が判ると、イメージにより魔力効率よく使えた。
皆んな、俺が魔力の無い所から来た事を知っていたので、唖然としていた、セリだけ、喜んでくれた。
(流石、ラノベとアニメ知識、フフーン、鼻が伸びそう)
ギフトでの転移門や亜空間や収納はすぐに使えたが、
空間断絶の様な使い方は、効果が物により差があり、生き物には通じなかった。
コウ「空間干渉が通じる物と通じにくい物の差は何かな、同じ材質の物でも差が有るし、生き物には通じない」
セリ「死体も?」[小首をコテっと傾げる]
コウ「動物の死体では、時間が経てば通じるが、死体によって時間が変わる」
マリ「魔力に関係してそうね」
コウ「石や鉄でも、変わるのか?」
マリ「魔力の有る場所や、魔力の有る生き物が触り流すと変わるわよ」
コウ「ああ‼︎、それでか!、確認してみる」
通じる石に魔力を流し確認した所、通じなくなった。
コウ「2人共ありがとう、ギフトの特性がわかったよ」
「どういたしまして、(です)(ですわ)」
空間制御のギフトは、何も物の無い空中や液体は魔力に関係なく、自由に使え、
物体は魔力より差がある、通じない物は魔力状態が変化しなけれは通じない、
動物は死んで魔力が抜けないと通じない。
魔物と魔族はまだ試せないので不明[自然エリアに居ない]。
(人間は試したくないなー)
どのみち、 攻撃には向かないな。
収納は生き物以外ならでき[動いている物体、飛んでいる矢などは収納できない]、範囲は、自分の半径5メートルくらいなら、手をかざし「収納」と思えば収納できる。
ゲートは俺の意思で、通れる通れないと、出口の設定ができ、又、出入りOKと入口のみ出口のみの設定も出来る。
ゲートを開く時は周囲5メートルくらい、ゲートは消さなければそのままあり続け、維持に何もいらない、今は船の中はみんな開いてあるゲートを使い移動している。
ちなみに収納できない飛んでいる矢などは進行方向にゲートを開き異空間に繋げば矢が入り収納できる。
意思ある生物は自分からゲートを通らないと、突き抜けるだけになる、強制はできない。
収納とゲートは罠や嫌がらせには使えそうだな。
(フッ、楽しみだなー)
セリ「笑顔が爽やかなのに、オーラが黒いです、怖いです」
(イカン、イカン)
セリ「あれ、消えた?、気のせい?」
コウ「セリどうした」(誤魔化せるかな?)
セリ「なんでも無いです」(行っちゃった)
セリは、オーラが見え、悪意がわかるのか、便利だ。
(自分が、怖がられるのは、精神にかなりきたので、気を付けよう)
いよいよ、
此方の世界に来て31日目にして、船の外に冒険に出る、結界の中の探索たから危険は無いと思う。
(ドキドキ・ワクワクしてる)
皆んなと協力して頑張ろう
神よ、トラブりませんように、アッ、神は、少し抜けた所があったな、心配だなー。




