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5・周りの様子

 10日目


  拠点になりそうな場所に着いてから、


  10日後[この星は太陽との公転が一周が360日

 自転は一回転が24時間だった]



 2人のアバターが出来た。


 船内監視映像で見た、アバターに入ったセリの様子は、ガッツポーズ、音声は、ボソッと、「大人の身体だ」、でした・・・。


 15歳より下なのは決定かな?、・・・まぁ、言葉使いは幼いが、頭の回転は速いし、頼りになるな。


 注 : 盗み見は無かったことにした。


 次の2人のマリとガドのアバターの製造に入る時。


 サリ・ソド「通信装置できてないのにズルイ(にゃ)(でごさる)」


 コウ「部品の製造と組み立てに実験なんかは、2人に体が無いと出来ないのだから仕方ないだろ、


 それに、俺たちも、アバターでの船内作業にまだ日数が必要で、結局、メンバーそろってからの、外の探索になるぞ」


 サリ・ソド「それなら、まあ、良い(にゃ)(でござる)」


(二人共、チョロい)


 セリ「外は、どーですか?」


(さらに、話題を変える、流石だ!、セリ、ナイス)


 サリの索敵のギフトと船の探査能力によると、


「船が通れるのは今のとこまでにゃけど、洞窟は入って来た海から反対側に一本道にゃ、」


「海と反対の入り口は、平野にある小さな丘にゃ」


「外へは馬車が通れる幅と平な地面にゃから、歩きで1時間位にゃ」


「洞窟の中と丘の周り1キロメートルの平野まで罠も無く安全なことまでは、分かってるにゃ」


 胸をはる、しかしすぐ、縮こまり


「その先は、森みたいだけど、入り口より強力な認識阻害の結界で、マリに手伝ってもらっても、わからないかったにゃ」


「途中に亀裂が入った色の違う壁があって、亀裂の隙間から壁の中に空洞が有り、そこに金属あるのが分かっているにゃ」


 また、胸を張り、すぐ、縮こまる


「壁の中の空洞の安全と、金属の種類と量は、分からなかったにゃ」


との事だった。




 コウ「みんなのアバターがそろったら、体の慣らしがてら安全な範囲の探索をやるとして、装備はどうなってる?」


 セリ「皆さんの村は出来たです、丈夫な服と、鉄の簡単な物は、作れるって、言ってた、です」


 ソド「拙者、刀と籠手が欲しいでござる」


 サリ「ウチ、短弓と投擲ナイフに剣鉈がほしいにゃ」


 コウ「俺は、ナックルガードに短いナイフ、籠手と脛当てかな」(殴る蹴るなら出来る)


 セリ「私は、丸盾とメイスが欲しい、です」


 ガド「ワシは、長盾と両刃の片手斧かの、片方の刃は鋭利に反対は鈍器に近い斧がほしいのぉ」


 マリ「ワタクシ、杖と長弓が欲しいですわ」


 ガド「身体が出来れば、ワシとマリで材料が揃った時、また造るわい」


 ソド「拙者、手伝うでござる」


 サリ「ウチ、材料を見つけるにゃ」


 コウ「その時は、皆んなよろしく頼むよ」


  「おぅ」「はっ」「えぇ」「ハイにゃ」


 セリ「私、クルーに伝えてきます、です」

 

 しかし、この洞窟は何だろう、元々在った物だから何かの為だろうけど、何も無いし?、


 神からの情報にあった場所なのだから、神が造ったと考えるのが妥当か、ならこの中はやはり安全で、拠点として最適だな、


 クルーのアバターが出来たらアバター用の拠点として整えよう。


  子供は、船内のクルーでは産まれないが、クルーのアバターなら産むことが出来る。


  いずれは、子供達で、結界の外に、村、町、都市、国ができれば、神の願いも叶え易くなるな。


  主メンバーのアバターは、なぜか生殖能力が無く、子供は作れなかった、その代わり、歳を取っても若返る事が出来る見たいだ、ギフトを受け継ぐ訳にはいかないからかもしれない。


  神殿が出来たら聞いてみよう。


  (どうやって神とコンタクト取るんだ)


  ああ、神殿に信仰の力を貯めるのか。


  (面倒だな、クルーに丸投げしよう、そうしよう)



 

 

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