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アレク王子の消滅

投稿の順番を間違えました。


少し前の話になります。


ストックが無くなりました、次回から投稿日が毎週月曜日の0:00に変更になります、何話かをまとめて投稿する予定です、1話だけもあるかも知れませんが許して下さい。


ブックマークに評価ありがとうございます。


今後も応援よろしくお願い致します。

 

 俺様はアレク、アークレストの次期国王だ。


 今俺様は北西の不可侵の領域からやって来る魔族の大群の討伐にやって来た。


 この兵を俺様の私兵にすれば世界も手に入る、獣人供と冒険者それと中央神殿の騎士連中は無理だが。


 他国からの兵士に金をばら撒き、既に俺様の世界支配に賛同し始めている。


 まあ、支配後の地位や褒美が目当てだろうが、餌が在れば裏切らん奴らだ、上手く使ってやる。


 大神殿の大神官が賛同したのは、嬉しい誤算だ。


 これで今進軍してる兵の6割が俺様の私兵になった。


 今回の戦いで私兵を残し邪魔な残りを排除しつつ討伐すれば、俺様は英雄かつ支配者に成れる。




 俺様の作戦は見事に成功した。


 途中、神から神託が来て俺様に支配者になる様に言われた、


 中央神殿の神官のガキと上級冒険者が五月蝿かったが、魔族供の囮にして魔族共々始末した。


 これで英雄として誰にも邪魔されずに世界を支配できる。


 神も褒めてくれて俺様の忠実な者にチカラを与えるギフトをくれた、


 俺様が近くに居なくても効果が有る凄いギフトだ、神も俺様が世界を支配する事を望んでいる。




 王都に着くと凄い歓声だパレードさながらに城に戻ると国王がこの戦乱が収まったら王位を俺様に譲るそうだ。


 俺様は「戦乱を治めてみせます」と言い、各国内のゴーレムを集め、強い装備を開発させた、金は俺様に賛同しない商人を襲わせ奪った。



 ソーマからはゴーレムは買えず、賛同者により盗み出した。


 持ち出せなかったゴーレム3体を使い規模の小さい行商人を狙わせ、ソーマ国に圧力をかけた。


 いつの間にか討伐され、ソーマ国の賛同者と連絡が取れなくなったが、ソーマ国を支配する準備は出来てる。



 ソーマ国を支配してゴーレムを大量に作れば、世界を支配し、魔族が森に溢れて例えダンジョンに成ったとしても怖く無い。


 王都がもし攻め込まれても問題無い、無敵のゴーレム王族仕様が3体、他に10体物騎士ゴーレムなら神獣すら倒せるだろう。



 魔獣や魔族の氾濫を警戒して、念の為に中央布陣にした、神からも「奇襲を警戒しろ」との神託もあったので警戒はゴーレム操作が特に優秀な者にやらせた。



 ソーマ国にも優秀なゴーレムと乗り手それに武器があるらしい、長時間使えん様で、大量に倒してすぐ逃げる、臆病者だ、だがあの武器は欲しい、相変わらず逃げるのが上手く其奴らは健在だが、他のゴーレムの出て来てる数が減って来ている。


 ソーマに潜り込ませた、スパイが情報を持って来た、やはり大分疲弊して休ませなければ3日も保たないらしい、


 スパイ供は、また砦に戻り情報を探るらしい、此奴らの人質は戦いが終われば、俺様の評判に傷が付かぬ様に、始末されるのに馬鹿な奴らだ。


 王都からのスパイの人質はまだ捕まらないらしいがガキを連れた女神官だ、直ぐ捕まるだろう、逃げ場は無い。



 3日の絶え間無い攻撃で、厄介な奴等以外は数える程しか居ない、朝になりあいつらが下がったら直ぐ進軍だ、押し潰してやる、


 進軍前夜に腹を空かした魔獣に食料が奪われたが、後でソーマ国から徴収するから問題は無い。


 進軍すると、彼奴らが出て来たが砦近くから離れない。


 あの武器の魔力切れで遠距離から攻撃出来ず、全て出しての悪足掻きか。


 笑いが止まらんあの優秀なゴーレムと武器が手に入る、俺様の世界支配にまた近付いた。



 近付き後少しで接触の所で、国からの特大魔石を消費する通信具を使い、アークレストが神獣の神罰により王都を除く全ての都市が堕ちたとの通信が入る、


 特大魔石はもう無い為、詳細は分からない、


 神罰?、俺様は神の神託を受けギフトも授かったなのに、神罰だと、


「巫山戯るな!、フン、まあいいソーマ国を堕として取り返せばいいだけだ」



 後1駆け(あとひとかけ)の距離で、いきなり光りが砦から中央まで一直線に走る、光に当たったゴーレムの動きが止まる。


 その後に至る所からの爆発、気が付けば、是迄の戦いで近衛を除く半数近くのゴーレムを失った。


 だが、撤退は無い、しても逃げ場は無い、食料も無い、「な〜に、ソーマ軍はあの忌々しい奴等以外は大した数は、無・・・何故増える、何故あの武器がまだ使える、何故だーーー」



 忌々しい敵の大将が「突撃!、アレクの腐れ外道を逃すなー」などと言い周りが「オー‼︎」と応えながら、彼奴ら雪崩れ込んで来やがった、


「英雄で世界の支配者になるべき俺様に対して、腐れ外道だと、巫山戯るのも大概にしろよ、チカラの差を見せてやる」


 案の定、奴等の武器は我々騎士ゴーレムに効かない、接近戦の武器も壊れた様だ、「囲んで押し潰してやる」


 だか奴等は接近戦の方が強かった、近衛騎士が相手にならない、何故だギフトにより強化され最強の装備をした近衛騎士が倒されていくのに、何故こちらは誰も倒せない。



 どんどん倒されて行き、近衛騎士が4体になってしまった。


 俺様がわざわざゴーレムの前ハッチを開け、奴に「1体1の決闘を申し込む」と言っやったのに「断る」と返され思わず「エッ?」と言ってしまった。


 その途端、卑怯にも集団に襲われ両手足を引き千切られ、馬鹿でかい盾持ちの盾で出口を殴られ開かなくなってしまった。


 他のゴーレムは倒され、操縦席を蹴り潰して止めまで刺している、


 俺様は馬鹿でかい盾持ちに、ゴーレムの頭を掴み砦側に持ち上げられた、何のつもりだ「勝どきでも上げるつもりか、捕虜にでもして身代金を取るつもりか卑しい奴らめ」、


 しかし、一安心だ、生きていればまた、と思った時、衝撃有りその後に右腕から激しい痛み、「何故攻撃する身代金は?、首を取れば栄誉な筈だ、何故ゴーレムごと潰す、俺様は英雄だぞ、何故だ、なぜだ、ナゼダーーー」
















 俺様は白い空間にいた。



 神がこう言った。


「クズの外道が、貴様ら一族は歴代の王家で最悪のクズだ、だが私からの罰は無い、貴様は邪神の誘惑に乗った、


 貴様の魂は、邪神のチカラを受けた事で、完全な消滅だ、直ぐ消え始める、


 他の外道と共に消滅の痛みと苦しみを味わいながら後悔しろ、


 時期に他の王族も行く、精々(せいぜい)罵り(ののしり)会いながら消滅しろ」




 優しく、偉大な神に、見捨てられた!。


 邪神?あの神託は邪神?、あのギフトは邪神のチカラを受けたから?、


 なら他の者は俺のチカラでは無く、他の者にも分けたから距離が関係無かったのか、


「いつからだ、あの神官の女の子が言った事を信じれば、まだ助かったのか、


 フッ、今更だな、俺はおそらくあの戦いで神託を受けた世界の英雄達を殺したのだ、


 クッ、この痛み、グォア、この苦しみがその罰なら受け入れ消滅しよう。


 俺はいつからこうなった、・・・・アァ、暗殺者に暗殺しか掛かってからか、俺も俺を殺した・彼奴ら・の仲間・になり・・たか・・・た」







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