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34*3・2ソーマへの侵攻

何故か急に見てくれてる方が多くなりビックリしてます。

ブックマークと評価もありがとうございます、初心者がただ楽しく書いている作品なので、読み辛かったりしたらごめんなさい。

応援よろしくお願いします。

お盆も更新します。

 2ヶ月と8日目[68日目]昼前



 今日の朝ゴーレム用の武装にカートリッジの交換用ゲートを設置が終わり装着を始めた時、


 ソーマのおっさんから連絡が入った、おっさんはアガード砦に迎撃の為来ているそうだ、先発隊と思われるゴーレムの軍が現れ、砦への攻撃が始まったらしい、


 アレク王子は軍の中央の銀色のゴーレムの真ん中にいる金色のゴーレムに乗ったのを確認したとの事だ。


 コウ「アレク王子だが、後方で踏ん反り返っているかと思ったが、一応は伏兵を警戒する思考は残っ・・・いや、完全に乗っ取られたか、


 今のアレク王子は、魂の壊れた脱げがらで、邪神が動かしていると思った方がいい、


 なら、奇襲すれば逃げられて数に潰される、逃げれない様に囲んでもあの数では押し切れない、どうしよう」



 ガド「奇襲は駄目じゃ、恐らく罠が張られとると思った方がええ」


 マリ「奇襲対策は、精鋭がしてるでしょうから危険ね」


 サリ「相手の森からの奇襲は無いにゃが、魔族を使っては有り得るにゃ」


 コウ「森は神獣と魔獣の眷族に任せよう」


 神獣達が頷く。


 ソド「奇襲に兵を割い(さい)てるなら、その内に数を減らしたらどうでござる」


 コウ「砦で迎撃すれば、今の武装なら勝てると思うが、アレク王子に逃げられる可能性が高い、


 神罰が終わる前に王都に逃げられたら、神獣や魔獣の相手がゴーレムになる、それでは神獣と魔獣の犠牲が増えてしまうから駄目だ」


 セリ「私達の王都殲滅への参加は諦め、ゴーレム軍の殲滅、アレク王子と取り巻きへの仕返しを優先しましょう、


 銃の出力を半分にして、撃ち尽くしたら、退却を繰り返し、此方の戦力を騙しながら、数を減らしていきます、


 こちらの出す戦力もわざと減らし、弱った様に見せかけて、アークレスト軍が此方の止め刺す為に数で押してきたら、全力で叩き潰します、


 おそらくは、物量で押して来るはずですから、密集しての進軍になります、狩り放題ですね」


(相手を有頂天にした後に、叩き落す、まさにザマァ作戦、なんか笑いながら、敵を倒す様子が目に浮かぶ)


 サリ「夜襲して寝かさないのも有りにゃ」


 ソド「夜に分からない様に物資を奪うのも有りでござる」


(此奴ら、苦し紛れの抵抗に見せかけての、確実に止めを刺す為の布石か!、以外に策士だな)


 コウ「魔獣に森の掃除が終わったら、やってもらおう」


 ガド「確かに、その作戦ならアレク王子なら引っかかるが、邪神に乗っ取られているんじゃろ、引っかかるか?」


 コウ「邪神が出来るのは、乗っ取っても、思考誘導と簡単な命令だけだと思う、完全にコントロールできるなら、魔族でやってるはずだし、セリ、後よろしく」


 セリが頷き、何気に毒を吐き始める。


 セリ「邪神ですが、あまり頭は良くないと思います、


 前の戦いも、アレク王子、近衛騎士、大神官と軍のトップが全て野心家だったからたまたま勝てただけですし、


 更に、我々と多数の神獣をたまたま殺す事ができたので、今までは神側が劣勢でしたが、


 其れもあり得ない早さで回復して、逆転してきてますから、かなり焦ってますよ、


 まあ、コウ様がやってるんですが、


 そのせいで、邪神はドンドン追い込まれて来ての、今回のソーマ侵攻だと思います、


 ソーマを支配してゴーレムを大量に作り、ゴーレムの軍で森以外に侵攻すれば、魔族討伐やダンジョン攻略する処では無くなりますから、


 今あるダンジョンの魔族を増やし、新たなダンジョンを生まれさせて一気に再逆転をするつもりじゃないですか、


 何故、神獣の盛り返しが早いのか、何故、神の対応が早いのかを考えていない様なので、


 いままでを考えると、邪神は行き当たりばったりの脳筋だと思われます」


(確かに、俺の予想を代弁して貰ったが、邪神、メッチャディスられてたな、まぁ、多分正解だと思うけど)


 コウ「俺とセリで、ソーマのおっさんに参戦と作戦を伝える、その後、皆んなをゲートで呼ぶから、準備をよろしく」


 全員頷き、それぞれの作業に取り掛かった。


 追加でもう2体の装備と手投げ弾を作るので、手投げ弾は1日10個は使っていい事になった。



 おっさんに通信具を障害物の無い所に置いてもらい、通信具のゲートを使い、俺達の通るゲートを開いた。


 おっさんと執事に挨拶して作戦を伝えた、メイドさん達はモフモフ達が居ないので露骨にガッカリしていた。


(仕事しろ!)


 作戦は問題無いそうだが、装備の提供を、今回だけでもと、お願いされたが、専用で世には出さないと断わった。


 因みに、奪われたら自爆する事も伝えたら、かなり引かれた。


 昼過ぎにガドからの準備完了の連絡が有り、格納庫からゲートで戻り、ゴーレムに乗り戻った。



 いよいよ、戦闘開始だ!



 と、思ったらおっさんからの連絡で、冒険者ギルドに依頼を出して有るので、受けてから参戦して欲しいとの事だった、


 もし負けた時にギルドに入ると冒険者として扱われ、敗残兵にならないとの事だ。


 まぁ、相手が邪神だから、国とギルド契約は意味がないと思うが。


 登録もゴーレムの乗り手での参加では無く、工作兵にした、顔も俺たちの素性を知ってる者以外に見せない事で了承済みだ、


俺達のソーマ軍の中の扱いは、国王の直属、軍のトップより上になり、作戦の指示ができ、味方に馬鹿が居たら勝手に排除してもOKとの事、馬鹿がいない事を祈る。


好き放題しても、被害を減らし勝てば、全く問題無いとの事。


何か、天下御免の何かみたいだ。








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