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30*2・15ソーマにも厄介事が有った

 1ヶ月と13日目[43日目]朝


 盗賊団は総勢50人だった、全員の装備や持ち物が良質で、金に困り盗賊に成ったとは思えなかった、やはり何処かの国の工作員と考えるのが一番納得する答えだ。


 ソーマ国の王都に有る、冒険者ギルドに報告してランクアップ、ハンターになりアークレストに行くつもりだったんだけど、


 ソーマ国の王都に到着してゴーレム盗賊団の討伐を門兵に伝え、冒険者ギルドに行くと、ソーマ国の国王からの召喚状を持った騎士が待っていた。


 冒険者ギルドでゴーレム盗賊団の討伐報酬とランクアップしてもらい、騎士を無視してギルドを出ると、兵士に囲まれ、騎士がでてきた。


 騎士「国王からの召喚状だ御同行願おう、馬車に乗れ」


 コウ「俺は冒険者でこの国の者では無いのだが、これは脅しか?」


 ガド「コウ!、闘気を抑えろ、住民が気絶する」


 セリ「コウ様、真っ黒は居ませんが、どうしますか?」


 コウ「頭下げるのヤダから、行かない」


 サリ「出たにゃ、上から言う奴に容赦無いにゃー」


 ソド「サリが楽しそうでござるなー、ソレガシも嫌でござる、


 庇護がない代わりに自由だから冒険者になったでござるに、国からの依頼を受けて、完了したら呼び出しでは、


 冒険者は国からの依頼を受けなくなるでござる」


 マリ「騎士さん、ワタクシ達は忙しいし疲れてるの、用事があるなら改めて来なさい、コウ、それならいいでしょ」


 コウ「俺、偉そうな人嫌いだから、良く人選して来てね」


 宿屋に向かうと、後ろから「貴様、我ら騎士にその様な態度、許さん死ねー」と言いながら剣を抜き俺に斬りかかった。


 剣が振り下がる前に腕を両手で掴みへし折り、兜の上から往復ビンタで気絶させた。


 コウ「ガド、この場合こいつ、殺してもいいの?」


 ガド「罪人でない者に、斬りかかったから、返り討ちしても問題無いが、少し待て、


 そこの召喚状を持ってきた騎士、内容を読め、内容によってはこの場に居るの騎士と兵士は諦めろ、


 ワシらには、こいつは止められん」


 騎士は震えながら召喚状を読んだ


「今回の盗賊団の討伐感謝する、しばしの間時間を頂きたい、相談にのってもらいたい事があり、食事を用意するので都合の良い日を教えていただきたい」


 との事です。


 ガド「明日の昼に伺うと伝えてくれ、コウ、それで問題ないの」


 コウ「いいぞ、気絶してる奴はが何したか報告して、どうなったか行った時に教えてくれ、


 それによって相談の答えが変わるので良ければ、


 問題無いよ」


 セリ「私達は、今回の騎士と兵士の対応を不快に感じている事も伝えてくださいね、貴方に対しても」


 と、召喚状を読んだ騎士を指差した。




 宿屋に入り、念話で(騎士と兵士にラット付けた、全匹に繋げれたから繋いでる)と送ると全員頷く。


 ガド(あの騎士、召喚状を読まずに連れて行こうとした、幾ら何でもおかしい)


 マリ(おそらく、騎士に命令した奴が、今回のゴーレム盗賊団の黒幕かしら)


 セリ(この国の中枢に闇堕ちが居ますね)


 ソド(何で念話を使ってるでござるか?)


 サリ(監視がいるからにゃ、捕まえるにゃか?)


 コウ(捕まえなくていいよ、クーとラーが幻術で周りにの人に睨まれるようにしてるから、その内袋叩きになるだろ)


 サリ(確かに周りに人が集まっているにゃ、アッ、逃げたにゃ)


 コウ(クーとラーに幻術で「魔族に魔王がいて、悪人や野心家が操られる」と噂を流させてる、何か凄い速さで広がってるみたい、みんな、心当たりがあるから広がるのが早いな)


 サリ(コウ、監視に何したにゃ、隠密のスキルで周りに分からない筈にゃ)


 コウ(クーが幻術で監視者が居るとこに、怪しい人をつくり、ラーが通行人を作り怪しい人を指差して、魔王の噂しただけ)


 サリ(その監視者、心が折れたかも知れないにゃ、ウチが一般人に、見つかったら折れるにゃ)


 ソド(コウ殿は、プロの心を折るプロでござるか!)


 全員頷き、俺をジト目で見る。


 コウ「俺、皆んなに何かした?」


 ガド「ワシは、戦いのプロだ、だが!全く通用せんかった」


 マリ「ワタクシの魔法も避けれるし、当たっても効かないわよね」


 サリ「ウチが、頭を無防備にチョップは、初めてにゃ」


 ソド「エルザちゃんが悲鳴をあげた後の、盗賊を殴る拳はソレガシのギフトより速かったでござる」


 セリ「私の回復魔法は、最上級ですが、あの内臓を治したのは、昔の賢者様しか使えなかった複合魔法ですよね」


 コウ「もしかして、俺、皆んなの心折った?」


 皆んなが頷いた後、ガドが、「いや、へし折ったじゃ」と、言われた。


 皆んなに、俺の知識と経験と技術を教える約束をさせられ、許してもらった。



 俺自身にも疑問があった、確かに喧嘩も強かった、勉強も出来たと思う、でも、


 医学知識は無いはずが有る。


 格闘技を習って無いのに身体の動かし方が分かる。


 闘気を知らないのに使える。


 魔法が無い世界から来たのに前に使った感覚が有る。


 念話だか、前は繋いでいられるのがメンバーだけだったが、今は、眷族の神獣の子と魔獣達、洞窟のマギに主メンバー、更に、アバターに入っているクルーの2人増えて6人に繋げている、フォクスだけが俺に対して念話で連絡できる様に最近なった。



いくら船の知識が有っても、この使った事のある様な感覚が分からない。



神獣より高位の俺って何なんだろう。



(まぁ、今は、皆んなとの旅が楽しいからいいか、世界は楽しく無いから楽しくしよう)







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