表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/52

26*2・11・貴族のギフト

都市や国の名前や砦街の名前はできるだけ分かり易くしました。


近いうちに地図を新たに載せるようにします。

 1ヶ月と9日目[39日目]夕方



 住人達が街に入って行く、セリが見た処、問題のある者いないらしい。


 ガドが言うには、()()()()()どもは、火事場泥棒をする為に街の地下室に隠れて神獣をやり過ごそうとしていたらしく、


 ラット達に隠れて居る所を見つけられ、ガド達が排除、魔除けの有る場所に隠れて居た奴は案内されて、ガド達が中に入り排除しとの事だ。


 セリが嫌な思いせず、楽でよかった。


 領主の家族と、色々話すため聖域の平野にゲートで来てもらった。


 幻術を解き、全員が見えるようになり、領主と大きい子達は放心、母親と小さい子達には感謝されたが、1番小さな子が、見れない事を泣いていた。


 母親「この子は、拷問されても喚かず耐え、目を潰されても、私達にこの場所を言わないでと」


 母親は泣きながら、小さい子を撫でていた。



 領主と母親の対応がチグハグなのが気になったが、今は治療優先と思い。


 コウ「ガド、詳しい説明を頼む、皆さんの治療したいので、まず、1番小さい子から、行こう」


 抱き抱え、ゲートを開けて「ゲートを通るよ」と伝えて入った、どうやって治すか考えていた俺は、後ろから領主が何か言っていたが、聞いてなかった。



 アバター室に出て、サリに領主の家族用の、下着の用意を頼のみ、小さい子を椅子に座らせた。


 コウ「今から君の身体を元に戻すつもりだ、ただ初めての試み(こころみ)だから、目に関しては見える様になるか分からないから、覚悟だけはしておいてくれ」


 頷き、「私は、フォレストセイン領主の次女の「待った!」」と自己紹介しようとしたのを止めた、


「すまないが、俺は君達の様な、貴族は嫌いなんだ、出来るだけ関係を持ちたく無い、


 今回は、えーと、そう!、気まぐれ、単なる気まぐれだ」と言うと、


 女の子はクスリと笑い、「分かりました」と言い静かにしていた。


 診断の為、魔法で正常に治らなかった箇所と欠損部の確認と目の状態を見た。


 目は潰れていたが、、眼球は目の中にあったので、再生で治りそうだ。


 セリが戻ったので、セリに手伝ってもらい、女の子の着替えさせたが、セリと女の子は楽しそうに話をしながら、着替えていた、調整ポットにセリが案内して入り、眠ってもらった。


 コウ「明け方には、治りそうだ、今回の件で、アバター以外は重要な臓器などの欠損は治らないのと、再生した部分はリハビリが大変みたいだ・・・」


 俺はモニターから、女の子の入ったポットに目線を移し、唖然とした。


 セリは手で口を塞ぎ涙目だ。


 俺とセリは、ポットの中で再生されていく女の子を見て、2人、顔を向き合いながら頷き、


 今後、誰にも見せない事を誓い、見なかった事に、見たくなかったから、見えない様にポットの設定を変えた。



 PS:女の子の身体の中で何かが這いずり回ってる様で、完全にホラー映画だった。





 平野に戻り、ガドに何処まで話したか聞くと、世界の状況と、俺の使命は伝えたらしい。


 領主に明け方に治ると伝えると、「御苦労、褒美と騎士の位を与えよう、などと、見当違いの上から目線のだったので、軽く往復ビンタで意識を飛ばし、ガドを見る。


 ガドは、お手上げポーズで、首を振る、話しても自分の立場が分からなかったらしい。


 長男と次男と長女も「領主にこんな事をしてタダで済むと思うな、投獄して、服従させてやる」の発言で往復ビンタで意識を飛ばした。


 マリの、「女でも容赦無いわねー」と、


 サリの「的確に、意識を飛ばすようにやったにゃ、慣れてるにゃ」などの発言は、


 聞こえないフリをした。



 セリを見ると首を振り「領主とこの3名は、野心を持ち真っ黒になりました、聖域をでたら、間違いなく闇堕ちします」と言った。


 ガドが「ワシが、始末する」と言い、ガド、マリ、ソド、サリがそれぞれ引きずり、洞窟の中に入って行った。



 残った母親と三男は、何故かホッとしていた、話しを聞くと、母親は妾で、半年前に正妻が亡くなり、妻として領主館に住むことになったそうだ。


 母親は、元々は冒険者で、護衛の依頼の時に騙され、子供ができたので、冒険者ができなくなってしまい、嫌々だが妾になったとの事。


 母親とその子供の三男と次女は最近まで街に住んで、母親はお金だけ貰いに領主の元に行く関係だったそうだ。


 領主館に住むことになり、子供達が亡くなった正妻の子供達に虐められていたが、逃げ出す事も出来ずにいたところに今回の事が起きたそうだ。


 元々領主は、黒かったが、野心は無く、聖域が護れないことで、ギフトが消える事を恐れて拷問に耐えた様だ、


 領主しかこの場所の知らなかったらしく、正妻の子供どもは知らないことが分かったら殺されるので、必死に耐えていたらしい。


 母親とその子供は、この地方の人だけ知っている物語に聖域の場所らしい部分があったが黙っていたとの事、


 その物語を聞いたところ、もの凄ーく、マズイフレーズがあったので、ナイス判断だった。


(治療中の女の子が笑ったのは、自分を貴族だと思ってなかったからか)


 領主と正妻の子は、野心は無かったから闇堕ちしなかったが、今回の事で、俺達のチカラが分かり利用できると思い、野心をもった、て事か。


 まったく、まともな貴族はいないのか?。



 セリは母親と三男と仲良く話していた。




 少し気になり、俺と神獣の子達で、神獣モードでフォレストセインの街に入り、領主と長男、次男、長女が死んだ事や、


 奥方と小さな三男と次女は助けることができ、体力が戻ったら街に帰ると、住人に伝えた。


 皆、神獣[俺達]に、「奥様と下の子供を助けてくれてありがとうございます」といい、領主と長男、次男、長女が死んだことを、「クズ領主が死んだー」と、神に感謝していた。


(やはり、領主は、クズだったようだ、あの母親にした行為を考えれば、予想ついたが)


 コウ「神、ギフト持ちの人選どうなっているのか、神殿できたら、キーチリ、()()ようにするから、待ってろよ」



 白い空間


 神「聞くが効くに聞こえる、ハハハ、どうしよう、ポカしてたのを、言ったら、殴られる、


 いや、国民を守るだけが条件なのを、バグで他の条件が消えた、ということにして、・・・無理だ、バレる、


 今度はシッカリと考えてから、神託を出さないと、取り返しがつかなくなる、


 あと、出来るだけ沢山の神官に神託して・・・


 最後は、謝る、謝りまくる、


 これで何とかなる・・・といいなー、


 許される様に、頑張って考えよ」








主人公は、たとえ子供でも貴族だからと威張っている者に、容赦無いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ