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22*2・7神獣の教育と魔獣の眷族

いよいよモフモフ達が登場します、この子達は人を攻撃はしますが殺さない様にするつもりです。





 1ヶ月と8日目[38日目]午後3時頃



 セリは、クルーに状況説明と今後の行動予定を話して来ると、ゲートに入って行った。


 俺は優しく撫でながら震えるモフモフ達に話しかける。


「セリは、普段凄く優しく気遣いある女性だ、たが怒りが凄いと、ブラックセリになり、情けや容赦が無くなる。


 そんな状態で、今怒られ中の、フーの「だって」や、ルーの「でも」の発言で、更に怒られる事になった。


 自分に関係無い事だと勘違いしていた、キーの「そろそろ」や、リーの「この辺で」の発言で、怒られる対象に巻き込まれた。


 怯えきったフーとルーを見かねてだと思うが、クーの「もう許してあげて」や、ラー「可哀想で」の発言で、


 何故怒られているか分かっていない状態だとセリに分かり皆んなが怒られた。」


 モフモフ達が、頷く。


「セリは取り返しの付くことには寛容(かんよう)だが、取り返しが付か無いことに関しては相手が分かるまでやめないぞ、


 今回は、俺が説明することで収め(おさめ)たが、


 今回、何故セリが怒っていたか分かっていたか?」


 皆、首を振る、ヤッパリ分かっていなかったか。



「俺が死にかけた事だ」そう言った時、目を大きく開き驚いた。



 それから、人の身体が弱い事、生き物のこんな事をすると死んでしまう、逆にしなければ死なない事、などなどを話した。



 セリが何故あんなに怒っていたか分かり、後で謝るて言ってた。


 コウ「これでセリの機嫌が良くなるだろう、


 さらに、神獣も盗賊や山賊を生かして捕まえられる、


 捕まえた賊にアジトの場所を吐かせる、


 アジトを襲いお宝を強奪する、


 犯罪者の物は俺の物」



 ソド「最初以外の発言がおかしいでござる、何でござるかその四段思考は」


 サリ「相手が犯罪者で無ければ、強盗の考え方だにゃ」


 コウ「何かおかしいとこが有るのか?、


 冒険者ギルドでも、討伐した賊の持ち物は討伐者の物で、


 アジトを見付け討伐した場合もアジトの物は、討伐者のものだ、


 結局は、アジトを見つけ討伐するのか、


 俺達を見つけた賊に、アジト吐かせて、討伐するのかの、違いだ」



 サリ「普通は、そのアジトを吐かせるのが出来ないにゃ」


 ソド「普通は、生きた賊は兵士に渡して報奨金を貰い、


 兵士が拷問でアジトを吐かせ、騎士や兵士達が討伐するでござる、


 コウ殿は、簡単に吐かせ過ぎでござる、兵士も上手く吐かせても2日は()かり、だいたいは死んで聞き出せないでござるよ」


 俺は、「そうなのかー」と言いつつ、


 (兵士も、死か楽な死の拷問より、助かる為に自分から喋る様に誘導しないと、


 基本的に賊は自分だけが大事な奴らだから、拷問イコール死なら、「どうせ死ぬなら」と、話さないが、


「アジトを話せば犯罪奴隷だが助かる」と思わせれば、懸賞金がかかって無い奴は大体話すのになー)


 などと考えているとセリが戻って来た。


 戻った来たセリに、神獣の子供達が謝り、いつもの優しいセリに皆んな撫でられ嬉しそうだった。


(セリに、ルー以外も懐いてくれればいいなと思う)


 サリ「上手くごまかしてるにゃ」


 ソド「上手くごまかしたでござる」


 コウ「五月蝿い(うるさい)よ、君達」





 ガド達と合流する為に、野営地に向かった。


 すると、なぜか近く場所で野営してる人数が異常に多かった。


 警戒されると面倒なので、近くに行きガドを声と念話で呼ぶと、


 ガドから、(イサクとウィルコを行かせる)と念話が入り、


 マリから、(今、危険は感じられ無いけど魔獣が集まっているみたいなの)との事だった。


 サリに聞いたら、「敵意は無いにゃ、たまたま群が居たかもにゃ、こっちから手を出さなければ護りになり安全にゃ」との事だ。


 ガドにサリの見解を伝えたら(集まった魔獣が一種類ではなく複数種いる)との事だが、


 サリ曰く(いわく)(普通、有り得ないにゃ)との事なので、イサクさん達の案内で急いて合流した。


 合流すると、確かにかなりの数いるのが分かるが危険感知の反応では害意は無いようで、不思議がっていると、


 白狐が現れ「コウ殿が見えませんでしたので、待たして頂きました、


 要らぬ不安を与えてしまい、申し訳ございませんでした、


 このたび集めた魔獣の中にチィムしても良いと思う者がいましたら是非(ぜひ)とも(とも)にお連れ下さい」と言われた、


 俺ではなく、神獣の子供の供として選び、ティムすることにした。


 白狼には、ウルフタイプ、


 麒麟には、ホースタイプ、


 白狐には、フォックスタイプはだけでは少なかったので、ラットタイプを多数ティムした。


 ティムした魔獣達だか、セリに詳細鑑定によると、ティムした途端、かなり強くなり、体のサイズを小さくする事ができ、食料も小さい時は少なくてもいいとの事。


 ラットタイプは親指位になってる、隠密か偽装のスキルを覚えていけ・・・アッ、今、覚えた・・・もしかして此奴ら俺の考えるスキルを覚えるか。



 結果、新たに2つ覚えた。



 ウルフタイプは


 連携 [仲間の行動が見なくても分かる]と、


 魔法付与を覚えさせ、各属性のウルフが最低一匹のチームにした、


 これで相手に隠密で近づき、魔法攻撃により奇襲攻撃も出来るし隠れて護衛もできる、


 戦闘力も相性の良い属性を仲間に付与すればかなり上げられる。



 ホースタイプは、


 元々肉弾戦がとくいで、チカラと体力が有るから、


 魔力吸収[周りからの魔力吸収が少し早くなる]と、


 回復魔法を覚えさせた、馬車が長距離移動と仲間の回復が出来る移動拠点になった。



 フォクスタイプは


 魔力電波[伝えたい魔力の相手に、言葉を伝える事だけでき、相手に伝わったかは分からない]と


 電波送信[伝えたい魔力の相手に、自分の場所を教える]を覚えて、


 2匹を1組にして、魔力電波を疎通(そつう)できる様にした、


 元々、隠密と弱い魔法が使えるので、斥候と馬車の連絡と帰還場所の連絡、


 緊急時の救援要請と場所の連絡することによって、馬車を魔獣同士の通信可能な移動拠点とした。



 ラットタイプは、


 小ささに隠密と偽装で諜報活動と探索、戦闘力は低いから忍者ではなく○○○小僧。



(何か、懐かしい人物がでたが、


 いやー何にしても、これで安心して、


 イサクさんやウィルコさん達に()()()出来る、良かった良かった)



次は水曜日の投稿です。

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