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平々凡々な毎日?  作者: 猫目石の破片
2/13

足音

今日から、久しぶりに家族旅行。奮発してサイパンに行っちゃいまーす。

あ、またそこ興味無いって顔してる。

そこがねー ちょっと違うんだよね。


おばさんの家族旅行の話、きっと全部聞いてもつまらないだろうから 掻い摘んで話ちゃおう。


ホテルで荷物をほどき、友達に電話。翌日からは、友達が経営するダイビングショップにお世話になり昼はダイビング夜は飲み会。

そんな飲み会の夜の話です。


昼間仲良くなった男性2人 佐藤さんと板垣さん、私達家族、友達と飲んでいたら怪談話になりました。

やはりサイパン!出るわ出るわ怪談話。

友達の住んでるアパートにも出るらしい。

「いやー帰宅したらね、電気がパッと付いて消えたんですよ」

「まぢですか?怖いからやめて下さいよ!」

「怖すぎて私、社長に電話しちゃいました(笑)」

「電話って(笑)意味無いし(笑)」

その日は、楽しく夕食を終えました。


みんなと別れ、ホテルに戻りシャワーを浴びて

ベッドで眠りにつくと 何処からか足音が聞こえてくる。

何人の足音だろう?1人?いや2人?

違う違うもっとたくさん。集団で隊列を組んでこの部屋に向かって歩いてくる。

足音がどんどん近づく。

「怖い…怖い…あっち行って!私何もしてあげられないから」

ただひたすら念じ うす目を開けると何十人もの兵隊さんが部屋を横切って行った。


今まで感じても見た事が無かった私。凄くたくさんの兵隊さんを見た。怖い…


これは夢だ!きっと夢に違い無い!


と呪文のように呟きながら眠りました。

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