異世界召喚03
すいません。時間設定間違えてました!
俺は武藤健、今でこそ車掌なんてやっているが・・・
「強姦殺人、強盗殺人、うわぁ~よくこれで捕まらなかったね。」
と上から声を掛けられた。恐る恐る振り向くと黒い羽で空を飛んでいる女性がいた。
「ど~もリンちゃんだよ♪」
あっけらかんとしたその挨拶に驚いたが、
「何のことだ!あぁ!」
と俺は凄んでみた
「アハハハ♪何それ♪何それアハハハ♪」
「笑うんじゃねえ!ここ何処だ!」
「ん~めんどいからこれ上げるね♪じゃいってらっしゃ~い♪」
その声と共に俺は黒い霧に包まれた
「くそっ!どうなってんだ!」
だんだん意識が遠のいた・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
次に気が付くと俺は森の中にいた・・・すると上から紙がヒラヒラと落ちてきた。紙には
『ステータスと念じると自分の能力が見れるよ』
とだけ書かれていた。しょうがないので≪ステータス≫と念じてみると
タケル・ムトウ 28歳・男
ステータス
LV12:人族-狂賊
HP:1113
MP:197
攻撃力:188
防御力:59
魔攻:65
魔防:33
スキル
≪異世界人≫≪斧術Lv.3≫≪索敵Lv.2≫≪隠遁Lv.2≫
称号
≪殺人鬼≫
と半透明の板が目の前に表示された。
さらに紙を読むと
『PS.職業と称号のせいで町では生活できないよ♪』
「なっ!どうすれゃいいんだよ!」
そんな声を上げると「カサカサ」と音がしたと思うと、身なりの汚い髭ずらの男が4人茂みから出てきて
「へっへへ、有り金全部おいてきな!」
「出すもん出せば奴隷とし・・・」
奴隷と言おうとした男の首を俺は刎ねた・・・「ブシュ~!」と辺りに血が飛び散ったが気にせず
「あぁん?誰にものを言ってるんだ!」
と凄むと
「どっどうか命だけは!命だけは!」
と漏らしながら命乞いをしてきた。
「なら住むとこと女を用意しろ!」
そう俺が叫ぶと小柄な猫背の男が
「ヘイ兄貴!分かりやした!住むとこはあっしらのアジトを使ってくだせぇ!」
太った大男は
「女はあっしらもほしいけど今はいやせん!すんません!」
すると先ほどの漏らしていた髭ずらが
「隙あり!兄貴の敵だ!」
と叫びながら斧を振りかぶっていたので
「ふんっ!このくそ野郎が!」
と言って両腕を斧で切り飛ばした
「いで~いで~よ!」
と泣き叫ぶ男の首を刎ねると体が一瞬光に包まれ、力が漲るのを感じた。
「で貴様らこれはどういうことだ?あぁ!」
と凄むと2人は首を横にすごい速さで振り
「「あっしらは何も関係ありません!本当になにもありません!」」
とハモりながら必死に言ってきたので、俺は疲れてるし早く休みたかったので、許してやった。




