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ユグドラシル~剣と魔法と冒険譚  作者: あおい聖
勇者編
83/240

異世界召喚01

 何もない白い空間・・・私、神崎美琴カンザキ・ミコトの前には白い羽の生えた女性が立っていた。先ほどまで電車の中にいたと思ったんだけど・・・


「え~と貴方は誰ですか?それにここは何処ですか?」


 と尋ねると


「私は導きの天使ウルと申します。そしてここは時間と空間の間です。貴方は異世界召喚に巻き込まれました。」


 私はあ~巻き込まれものですか・・・・私と親友の明日香はよくそんなラノベを読んでいた。


「貴方にはこれから得点として1つ選んでいただきます。」


 とウルが手でどうぞと言うような仕草をしたかと思うと、私の目の前に半透明な板が出現して、以下のことが書かれていた。


 駆け出し冒険者装備一式


 幸運


 索敵Lv.1


 隠遁Lv.1


 水術Lv.2


 薬学Lv.1


 と表示されていた。多分ここから選べってことなんだと思うけれど、1つだけLv.2があるから多分強力だよね?私が悩んでいるとウルが


「あっ!ごめんなさい≪ステータス≫と念じると自分の能力が分かりますよ。それも参考にしてください。」


 ≪ステータス≫と私が念じると


ミコト・カンザキ 16歳・女

ステータス

LV1:人族

HP:120

MP:52

攻撃力:70

防御力:35

魔攻:59

魔防:30


スキル

≪異世界人≫≪身体能力強化Lv.2≫≪飛脚≫


 と半透明の板が目の前に表示された。


「あと貴方の召喚先が変更になりました。」


「えっ?変更?」


 私が驚いて聞き返すと


「はい平原・危険度中だったのが、村の中・比較的安全に変わりました。」


「どういうことですか?」


「貴女の身を案じた他の巻き込まれた方が交換してくれたみたいです。」


「誰ですか?」


「お教えすることは出来ません。召喚先で聞いてみてはいかがでしょうか?割と近い場所に召喚されるようですから。」


「分かりました。あと1つだけ水術Lv.2があるのですが?」


「はい水術Lv.2があるということは元々水に関する加護か何かあるんだと思います。取らなくても、他のスキルより後から覚えるのに覚えやすいと思います。」


 そうするとスキルより装備一式の方がいいかな?


「決めました。これにします。」


 と指を指すと私の体が光に包まれた


「行ってらっしゃいませ。」


 とウルの声が聞こえたと思うと私は意識を失った。


・・・・・・・・・・・・・・・


 次に目覚めたのは村の中でにポツンと立っていた。


 私はもう一度≪ステータス≫と念じると


ミコト・カンザキ 16歳・女

ステータス

LV1:人族-レンジャー

HP:125

MP:52

攻撃力:93

防御力:49

魔攻:59

魔防:34


 となっていて腰に付いたポーチには中級ポーションが2本入っていた。


 そして武器としてダガーがあった。

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