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ユグドラシル~剣と魔法と冒険譚  作者: あおい聖
冒険者編
8/240

パーティー

 ルインの荒鷲の3人が連れていかれると入れ替えで獣人族の3人組が入ってきた。そこから軽そうな獣人が受付嬢の前へ進み


「よっおっひさ~っと、エリルさん奴らどうかしたの?」


 と言いながら親指で後ろを指す。


「スズカさんがいつものように絡まれて『スズが?でっで!大丈夫なの』


 エリルが言いかけて、元気な獣人がエリルさんに詰め寄ると、エリルさんはこちらを手で指し、


「あちらに・・・」


 その瞬間元気な獣人がバビュ~ンとスズカの前まで来て、


「スズ!大丈夫?ケガない?Hなことされてない?」


「だっ大丈夫!サリちゃん!大丈夫だから!それにHなことってなによ!」


「そっそれは・・・ゴニョゴニョ」


 リーダーらしき獣人がスズカに近づき


「で、依頼どうする?やるの?やらないの?」


「ミリアねーさん。それは・・・その・・・」


 スズカが色々と今日あったことを説明し、ボクたちを紹介して、ボクたちのパーティーに入ること、それに伴い一時パーティーを断ることを話し、報酬の薬草を渡そうとしたが断ってきたので、スズカが違約金代わりだと無理やり渡すことに成功する。


 彼女たちはDランクパーティー「ホワイトキャット」姉弟でパーティーを組んでいて、リーダーの長女ミリアさん、その妹でスズカの親友サリアさん、サリアさんの双子の弟サージュさん。


 そんな彼女たちからサリアさんやスズカの冒険者育成学校時代の話から、スズカの同期の奴らに気を付けろとか、この都市でお勧めの武器屋・防具屋・飲食店を聞き、最後にミリアさんがボクに対して、


「何かあったら、あたしらを頼んなサリの友達なら家族のようなもんだ。出来るだけ手を貸してやる。・・・まぁ最も少年の実力なら問題なさそうだがな」


 と言いながら豪快に笑いボクの背中をバンバン叩いてきた。


 ボクたちはお礼を言って別れ、宿へと連れ立って他愛のない雑談をしながら戻った。


≪冒険者育成学校≫

 通称:冒学

 全寮の3年生で武術・魔法・一般知識の授業を中心に行う。

 優秀な者は、王宮へ仕官できることから毎年かなりの人数が受験する。


≪騎士養成学園≫

 通称:騎学

 全寮の3年生で武術・戦術・一般知識の授業を中心に行う。

 優秀な者は、王宮へ仕官できるが、貴族の影響力が大きいために、よく圧力で不正が行われているという噂が流れている。魔法学園をライバル視している。冒険者育成学校は、見下す生徒・教師が多い。


≪魔法学園≫

 通称:魔学

 全寮の3年生で魔法・魔法工学・一般知識の授業を中心に行う。

 優秀な者は、王宮へ仕官できるが、貴族の影響力が大きいために、よく圧力で不正が行われているという噂が流れている。騎士養成学園をライバル視している。冒険者育成学校は、見下す生徒・教師が多い。


学園編てあるかな?本編では、それほどふれないと思います。

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