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ユグドラシル~剣と魔法と冒険譚  作者: あおい聖
デモニクス激闘編
69/240

デモニクス戦役05

 進軍8日目


 ライゼンさんとクラマさんの部隊が来たことで、部隊を大きく展開できるようになった。

 ボクら天魔王軍とスターナリア軍は都市部への掃討作戦を提案したが帝国軍が反対したため、クラマさんの部隊で亜人王軍1000をつり出してもらいスターナリア軍と共にこれを討った。


 亜人王軍残り3300


・・・・・・・・・・・・・・・


 進軍9日目


 本日も都市部への作戦を進言したが、帝国軍の指揮官は頑なにこれを拒否した。

 このままでは帝都攻略は良くても亜人王軍の本拠地への進軍に影響が出てしまう・・・そこでスターナリア軍の指揮官と話し合い、帝国軍を除いた部隊で都市部攻略戦が展開されることとなった。


 当初こそ数で勝る亜人王軍に押されはしたが、ロウハとクラマさんの部隊の活躍で敵部隊の指揮官を仕留めて回り、夕方には都市部の制圧に成功した。


 帝国軍は都市部の戦いが終わり、同盟の旗が上がると慌てて進軍してきた。


 クラマさんたちの部隊は疲れているにも関わらずに城内の情報収集を行い情報を持ち帰る。


 城内には300の亜人たち、大きなホールに精神が壊れ、ただ亜人を生産するように配置された1000人の女性たちがいることが分かった。


・・・・・・・・・・・・・・・


 進軍10日目


 朝早くからの軍議に帝国指揮官が来ないので不思議に思っていると、帝国軍346を率い単独で城攻略に向かったことが物見の兵士により伝えられた。


 ボクたちは慌てて体制を整え救援に向かったが、城に備え付けられた設備により42人を残し壊滅していた・・・はぁ何やってんですか帝国の指揮官は・・・


 しかしながら帝国軍を撃退するのに城の設備を使い切ってしまったようで、好機と思い城になだれ込んだ。


 その日の夕方になる前に城を完全に制圧した。


 助け出された女性たちは回復魔法などを使ったが精神は戻らず、帝国兵によって帰らぬ人となった。見ていたものの話では泣きながら女性たちを殺めていたらしい・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


 進軍11日目


 昨日の疲れと共に、帝国兵は生気を失ったようになっていた。


 この日はクラマさんの部隊に頑張ってもらい周辺の安全が確認されると、見張りを残し各々休息をとるのであった。


・・・・・・・・・・・・・・・


 西南にある砂漠の国≪クレオ≫南部にある山脈で新たに発見されたダンジョンに沸く冒険者達がいた・・・あるものは一獲千金を夢見て・・・あるものは強敵を求めて・・・その先にあるドラゴンという名の絶望があるとも知らずに・・・

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