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ユグドラシル~剣と魔法と冒険譚  作者: あおい聖
デモニクス激闘編
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デモニクス戦役03

 亜人王軍後方そこに降り立ったのは、ロウハである。彼女は降り立つ前にゴーレムを召喚して、「ドドド~ン!!!」とゴーレムが亜人王軍に降り注ぐ。


 ゴーレムにつぶされなかった者たちもロウハによりその命を落としていった。


・・・・・・・・・・・・・・・


 亜人王軍前方そこに舞い降りたのは、オウカであり彼女は連合軍を巻き込まないように光のブレスで焼き払い


「出てきなさい石の巨兵ゴーレムたちよ!」


 光のブレスで空いた空間に魔法陣が浮かび上がり無数のゴーレムが出現して、後から突っ込んできた亜人王軍の足を止めた。


・・・・・・・・・・・・・・・


 ゴブングの前に降り立ったボクは、不敵に笑い舞う様に双剣を振るい周囲を巻き込みながらゴブングに切り込んだ。


「貴様は!あの時の!面白い!実に面白いぞ!」


 そう叫びながらゴブングもボクに向かって突進してきた。そのまま激突するかと周囲からは見えたが、ボクはゴブングの剣を躱し駆け抜ける時に一閃浴びせ、ゴブングの周囲にいるゴブリンジェネラル達を切り刻んだ。


「グハァッ!早い!」


 ゴブングはボクを捕らえられずに、周囲をキョロキョロ見渡すと、部下であるゴブリンジェネラルが1体また1体と倒れていく姿しかとらえられずにボクを見失った。


 これは新装備の影響が一つ、それと先の獣王軍との戦いによりレベルが3も上がったためである。もはやスピードでは亜人王軍は相手にならなかった。しかしながらゴブングも≪再生≫のスキルを持っているため中々決定打にはならなかったが、周囲のゴブリンジェネラルはあらかた倒され、


「さて、そろそろいいかな?」


 ボクは周囲を見渡し、周りに敵がいないことを確認して、


「我を守護せし者よ!我が前に姿を現し、我敵を撃て!」


 召喚の術式を発動して周囲にガーディアンを召喚した。ガーディアン達にはゴブング以外を倒すように指示を出し、ボクはゴブングと一騎打ちの形を作った。


ゴブングはそれを見て、


「俺との一騎打ちを所望か!良いぞ!良いぞ!人の子よ!」


 そしてボクとゴブングの一騎打ちが始まった。ボクはゴブングの剣を躱すか受け根がしながら双剣術でゴブングを切り刻み、その攻撃をゴブングは盾で防ごうとするが、5回にいっぺんくらいの確率で防げるだけで、次第に盾で防げなくなっていった。


 もはや反撃できなくなったゴブングをボクは≪魔闘術≫を合わせた双剣術でとどめを刺した。


「ギャハッ!ゴフッ!ハァハァ・・・見事だ・・・人の子よ・・・ガハッ!」


 最後はそんな言葉を残しゴブングはその場に崩れ落ちた。

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