襲撃03
老兵士と年配の兵士の小隊20人がしんがりに残り傷つきながらもスカウトバードの一団を防いでいた。それを見てグエンは
「バトルウルフ100も出せ!」
「ガゥ!」
そう命令をだしバトルウルフの一団も襲撃に向かわせた。
「ドドドドドドドドド!!!」
山より地響きが聞こえてくる。すると老兵士は
「すまんな・・・」
その言葉を聞き年配の兵士は
「気にするな。ここで1体でも多く道ずれにしてくれる。」
「ああそうだな!」
そう気合を入れなおした時に後方より「ドドドドドドドドド!!!」となり響き騎馬隊がみえた。それを見て年配の兵士は
「どこの部隊だ?うちには騎馬隊なんていないはずだぞ!」
目を細め老兵士が
「あの旗印は天魔王軍だ!」
「同盟国のか!」
リゲン率いる20騎が瞬く間にスカウトバードを駆逐していく。リゲンは老兵士のそばにより
「無事か?」
「助かっただよ。」
「だったら早くここから撤退するぞ!すぐに敵の増援がくる!」
今度は年配の兵士が目を細め山を見て
「ああ分かった。撤退!撤退だ!!」
そう言って速やかに撤退を開始する。
・・・・・・・・・・・・・・・
それを山の中から見ていたグエンは、
「ほうこちらに来ましたか・・・しかし少ないですね・・・まあいい深追いはするなと伝えろ!」
「ガゥ!ガォォォォン!」
・・・・・・・・・・・・・・・
応接室でまだ会談は続いていた。驚きつつもリムは
「それでは亜人王に続いて獣王まで復活して動き出していると?」
「そうなりますね。」
リリアはそう言って紅茶を口にする
「でしたら調査をお願いするわけには・・・」
項垂れるようにミリスが発した言葉に、ティーカップをテーブルに置きリリアが
「調査ですか?すでに調査用のビットを世界各地に展開してますけど?」
その言葉にリムが食いつき
「それはまことですか?」
「えぇキョウ様の命令で調べています。」
そこでふとミリスが先ほどから名が上がっている人物について尋ねる。
「・・・あの先ほどから名前が出ているキョウ様なる方は何者なんですか?」
「ミリス!」
あからさまに情報を得ようとしたミリスをリムがいさめる。
しかしリリアは、微笑みながら
「構いませんよ。むやみにふれまわなければ構いませんよ。」
「しゃべらないことを国や神に誓って。」
「私も誰にもしゃべらないことを誓います。」
リリアは
「そうですか・・・キョウ様というのは現天魔王様のお名前です。」
その情報を聞いたリムが申し訳なさそうに
「そうでありましたか・・・誓っておいてなんですが、我王には言って構わないでしょうか?」
「フフフ、えぇ構いません。」
「それでは情報が集まるまでここにとどまってもよろしいでしょうか?」
「・・・構いませんがおもてなしはできませんよ?今ドワフロトへ援軍を送る準備で忙しいですし・・・ルインの方にも向かっている部隊があるようですから。」
その言葉にミリスは大いに驚き
「なっ!」
驚いて2人して考え込んでいますね~面倒ごとでなければいいんですけれど・・・




