使い魔契約02
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「・・・はぁはぁ・・・」
ううぅ体がまだ熱っています・・・でもこれで・・・
「リリア大丈夫?」
「・・・はぁはぁ・・・だ・・・大丈夫です。」
そういって精一杯私は微笑みました。
「・・・なら服を・・・その・・・早く着てほしいんだけれど///」
「へ?」
・・・///私は慌てて服を着こみ
「あの・・・終わりました///」
声を掛けるとキョウ様はちょっと頬を染めながらこちらを向き
「これで終わったんだよね?」
「はい!これでキョウ様と私の間で魔術的なパスがつながりました。しかしながら・・・その・・・」
「ん?何か問題でも?」
「あの血の量が多かったので太くパスがつながってしまったため、その私に対する拘束力がとても強く・・・」
「・・・はぁえ~とどんな風に?」
「はい。ちょっとした言葉・・・例えば、お願いでも命令的な意味合いになったり・・・」
「え?」
「その///・・・Hな命令も有効だったり・・・」
ん?あれキョウ様困っている?そっか全く知らなかったんだ・・・でも末席でもいいから・・・って何考えているのかしら私は・・・そんなことを考えながら身悶えしているとキョウ様が頭を下げ、
「ごめんなさい。」
「えっ?あっいえ気にしないでください。それにその分魔力的な恩恵が強くなりますから。」
「ううぅ・・・」
「本当に気にしないでください。ちゃんと説明しなかった私の責任ですから。」
「ううぅ・・・でも。」
「でもはなしです。」
キョウ様と私はにらみ合いながら
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「・・・はぁ・・・わかったよ。それで魔力的な恩恵って?」
「それでは説明させていただきます。」
通常主より借りられる魔力はパスが細いので瞬間的に1~2%借りられればいい方なのだが、今回の契約では、10~20%となっていることを伝えたら構わず使ってもらっていいと言われた。本当に分かっているのかな?でも嬉しい///
そんな感じで質問したりされたりして、キョウ様が帰るときに1組のイヤリングを私にくれた。これはキョウ様を守るガーディアンなんだけれど・・・
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はっ!と我に返り、私は耳よりイヤリングを外し
「姉さん?」
私はイヤリングを握りしめ
「わが主を守護せしガーディアンよ!主が使い魔たる我が汝に願う!光と闇よ集いて主が城を守る力を!お願い!シロ!クロ!」
そう私が唱えるとイヤリングが光だし、白と黒2体の騎士型のガーディアンが姿を現した。リムドと他の一族の者たちは口を大きく上げて驚いている・・・
白い騎士が
「汝の願いしかと聞き入れた。我が守り」
黒い騎士が
「我が倒そう。汝が敵を。」




