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ユグドラシル~剣と魔法と冒険譚  作者: あおい聖
冒険者編
24/240

戦いの後で後編

 コンコン、空いていたドアをエリルさんが叩いていた。


「オホン・・・いいかしら?」


「どうぞ。」


 ボクが答えるや否や


「おう!邪魔するぜ!」


 と言いながらボルクさんとライゼンさんミリアさんが入ってきた。3人が入るのを確認して、エリルさんが扉を閉めた・・・?


 それからまずボルクさんからボクがランクAになったこと、ボク以外のメンバーが1ランク上がってランクCになったこと、パーティーランクがAになったことが伝えられ、


「本当は、ランクSにしたかったんだがな・・・ドーパン騎士団長が反対してなランクAどまりになっちまった。すまねぇ」


「いえ気にしませんよ。話はそれだけですか?」


「いえ、ここからが本題です。情報をどこまで開示していいかという事です。」


 要は秘密にしたいことがあれば行ってくれという事らしい・・・まぁ別にないかな?という事で、パーティー名、メンバー名、暫定的な亜人王の攻略法は、開示することとなった。

 攻略法なんて開示しなかったら無理やり討伐に行かされるとか・・・はぁそれは厄介です。


 そう言った事を一通り話し終わった後、ライゼンが


「若!ご無事で何よりです。」


「うん。ライゼンさんもね。」


「若?キョウとライゼンさん知り合いなのか?」


 ミリアさんは不思議に思いライゼンさんに聞き返した。


「うむ。キョウ様はドラグーナ第3皇子で我が主君だ!」


 ミリアさんとともにエリルさんも驚いていたので、簡単に説明した。ボルクさんの方はなぜか知っていたみたいだ。聞いたらギルドの行方不明者名簿にボクの名があったのを覚えていたとか説明された。それも初めて会った時から気が付いていたというからたちが悪い・・・


 ライゼンさんは、ドラグーナに居た時に偶然助けることになった村を収めていた弱小領主だったのだが・・・なんでもボクが行方不明になると家督を弟に譲り、志願者を募り捜索していたとか・・・国に帰るように言ってきたが、天魔王のことは伏せて話帰ることはできないと伝えると、お供すると聞かないので、仕方なく連れていくこととなった。彼1人じゃなく『疾風の牙』をである。


 そして夕方から町の広場で祝勝会が行われることを聞き、参加することを伝えたらパーティーメンバー以外部屋から出て行った。


「キョウ!もう無茶しないで!私たちも強くなるから!」


「そうですあにさま。」


「ん、兄さんの力になる!」


「・・・うん!みんなで一緒に強くなろう。」


 本当に・・・大切なこの子たちを・・・仲間を無茶しないで守れるように・・・そうボクは強く心に誓った。


・・・・・・・・・・・・・・・


 何気にステータスを確認すると、神気、神運、神移、神霊眼、無演唱が統合され≪神技≫と言うスキルに変わっていた。

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