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ユグドラシル~剣と魔法と冒険譚  作者: あおい聖
プロローグ
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世界観

 創造を司る神が一つの星を作りました。

 生命を司る神がその中心に一本の木を植えました。木が成長すると、そこから様々な種(人族・エルフ・ドワーフ・フレアス・ディーネ・獣人族・竜人族・魔族・天人族)が生まれ世界各地へ散っていきました。後にその木を世界樹ユグドラシルと皆称え崇めました。


 それから数百年は、平和に時が流れましたが、世界樹ユグドラシルを誰が管理するかで天人族と魔族で意見が別れついに争いへと発展していきました。(戦歴元年)

 戦歴120年、天人族と魔族の争いは膠着状態となり100年の時が流れたころ魔族の一人の魔導士が魔法実験の末に亜人や魔物を作ることに成功して戦局は一気に魔族側へと移りましたが、魔族の中にも争いを好まない一族がいて、「魔法実験には動物だけでなく、我ら魔族だけでなく、他の種族も人体実験に使われた」と公表したことにより、全て種族が天人族に付き、戦歴160年天人族の勝利という形で幕を閉じた。


 敗れた魔族達は北方の島々に逃げ、大陸北部の荒廃した土地に協力した魔族達が国を作りこれを監視した。

 この時に島へ逃げた魔族を悪魔族と命名されました。(創世元年)


 創世60年、魔族とエルフの国の境にある山脈より、亜人達を率い、自らを「亜人王ゴブリアード」と名乗り、魔族ならびにエルフの国へ戦いを仕掛けた。

 6年の戦いの末に亜人王を打ち倒すも、死体が再生を始めたために、一人のエルフの命と引き換えに死体を封印し幕を閉じた。


 創世120年、竜人族とドワーフの国の国境にある森より、獣や鳥の魔物を率い、自らを「獣王ボルクス」と名乗り、竜人族とドワーフの国に戦いを仕掛け、ドワーフの国はこの時に滅亡した。


 創世180年、獣人族・フレアス族・ディーネ族の国に面する海底より、海洋の魔物を率い、字らを「海王ジルドラ」と名乗り、獣人族・フレアス族・ディーネ族の国に戦いを仕掛け、フレアス族・ディーネ族の国はこの時に滅亡し獣人族の国に統一された。


 創世240年、人族の国にある魔素の濃い湿地帯より、アンデットを率い、自らを「冥王メドーラ」と名乗り、人族の国々に戦いを仕掛けた。

 いくつもの国が滅んでいく中、創世250年に神聖国家セイントキングダムの巫女へ神より信託が降り、異世界より4人の勇者を召喚する。

 創世270年、4人の勇者達は多大な犠牲のもとに冥王を封印し平和をもたらす。


 創世300年・360年とそれ以降も60年周期で魔王が現れたために、人々は魔の60年と呼ぶようになった。


 年老いた白髪交じりの神父が説明して、


「これが人族に伝わる創世記です。そして来年は創世1800年魔王が現れる魔の年です。」


 周囲で創世記を聞いていた子供たちが「いや~」と泣き出す子、「怖い」と恐怖に顔を引きつらせる子、それを慰める子がいる中、神父は


「しかしきっと聖者様や勇者様が魔王を倒し平和に導いてくださいます。」


 その言葉を聞き子供たちは「ですよね~」と安堵する子、「俺が勇者になって魔王を倒してやる」と息巻く子、「大丈夫だから」と不安な子を慰める子、そんな中「カラ~ンカラ~ン」と教会の金が正午を伝えるように鳴り響く


「もうそんな時間ですか?では皆さん、世界樹と神々に感謝の祈りを捧げお開きといたしましょう。」


 神父はそう言うと辺りを見回し、うなずくのを確認し、


「世界樹の恵みと、神々への感謝を!」


「「「世界樹の恵みと、神様感謝いたします。これからも私たちを導いてください」」」


 神父は皆両手を組み目を閉じ祈りを捧げているのを確認して


「はい楽にして気お付けてお家へ帰ってください。今日もありがとうございました。」


「「「神父様もありがとうございました。」」」


 そう言って子供たちは笑顔で帰っていきました。


 ご神体を見上げ神父は、


「大丈夫ですよね?」


 不安に駆られるも、首を振り思いなおし教会の奥へときえていきました。

初投稿ですが本編にまだ行きません。

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