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青春謳華  作者: 桂木 景
48/50

盗撮ですか?!

無事、一回目のライヴを終了させた。あのあとアンコールの嵐が凄かったけど、俺たちはそれに応えようとは思わなかった。

控え室に戻ると、いつの間にか柳が来ていた。

「さっきのライヴ良かったよ。高校生とは思えない、プロ顔負けの良さだったよ。」

「ってなんでいるんだよ?関係者以外立ち入り禁止だぞ。さっさと出てけ。」

俺は邪魔者の排除に悪戦苦闘していた。

「そう、邪険にならないでくれよ。さっきのライヴ、バッチリ撮影させてもらったよ。今夜はコレを流して視聴率獲得だね。」

ん…?

「撮影したのか?本人達の承諾なしに!!」

俺は怒りのオーラを体に纏い、戦闘態勢に入る。

「カリカリしないでよ。文化祭の時に取りに来るっていったじゃん。」

「撮影料をよこせ。100万だ。」

「撮影料なら既に受付の人に渡してあるよ。」

…マジですか?

「そんな怖い顔して硬直しないでwそうそう、もう一つ用事があって来たんだ。君たちCD出してみないかい?」

「興味ナシ。やる気ナシ。面倒くさいので俺はパス。他の人雇って演奏して貰って下さい。」

もちろん俺は即答。

「俺は陽介とじゃないと組む気がしない。」

「私は…二人じゃないと何時も通りの声が出せない…。」

よってEDENメンバー全員一致で却下。

「だと思ったよ。でも僕は諦めないからね。絶対に君たちにはメジャーデビューしてもらうから。」

ほう…俺たちに挑戦状を叩き付けたな。うひひひひ。見ておれよ、痛い目に遭わさせてやるからな。

「なんどいわれようと俺にはその気はねぇよ。」

これ以上、柳にうだうだ言われるのがイヤだったので、柳を外に放りだした。


その後、ライヴのほうは超満員(立ち見客も数多くいた)でかなり儲けさせて貰った。他の組の連中も急遽、体育館付近に店舗を増設してライヴ待ちの客の腹を満たしていた。

どうやら、今回は俺たちを中心に文化祭が回っているようだ。

さて、問題の部活ライヴ。これは基本野外に設置されたステージで各バンドが1曲だけ歌うというもの。なにが問題かというと、野外=無料なので客足は最高になると予想される。故に!学校が超満員になると言う恐ろしい現象が発生してしまうのだ!!

俺たちが歌う予定なのは今日の日にとっておいた、俺の隠し玉。

隆史と一緒に作った、思い出深い曲だ。

取りあえず一話更新。

歌詞、まだ考えてなかったので次回に回しますorz



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