ふりがなさん、日本はどうすれば衰退から逃れられたのか。これからの日本を語る
最近ですね、高市政権が話題になる中、実際の所、日本が立ち直るには、どうすれば良いかという話が身内でありました。
恐らくは第2世代のデジタルプラットフォームを握るか、労働者の単純労働を奪う汎用性の高いロボットを作れる所が、まぁ作れたらですが覇権を握る。
エネルギーでは無理だろうという事で、そんな中で日本はどうすれば良いのか、日本は、本来はどのような道を取るべきだったか、という議題が上がりました。
そこで日本の決定的な失敗が、欧州に憧れて、学歴カーストを作りあげた事である、という主張が生まれたんですね。
日本の真の問題とは、日本の優秀な人材を学歴で集めて、今儲かっている分野に集中して投入してしまった事だ。
しかし、そこは将来儲かる分野ではない。
東大卒に人気の業界は、数年後には沈んでいるというのが日本の長年のジンクスです。
日本が成長し続けるにはどうすればよかったのか、日本が本来取るべき道は何だったのか。
本来日本政府は、東大の首席を、場末の町工場の仕事につかせる事に尽力しなければならなかった。
そんな話で議題は盛り上がりました。
かつて日本に当たり前にあった各分野への人材の分散投資が、大学のコミュニティを作り上げるという、学歴カーストの発生によって、未来のない集中投資に変わってしまった。
ここからは集中投資と分散投資の話です。
かつて、アルゼンチンは自由貿易で国際分業をするんだからと、自国は農業一本に集中すれば良いと判断しました。
しかし、商工業の発展により、世界の農業のGDPは10分の1以下に圧縮され、農業一本に集中してしまったアルゼンチンは破綻を繰り返すようになりました。
アメリカはどうでしょうか?
産業を一本に絞らず、保護貿易で全ての産業に投資する。
結果的に、アメリカの決断である分散投資は、アメリカを世界一の経済大国へと押し上げたのです。
現代のアメリカは、学歴カーストはありますが、徹底的な投資環境を作りあげています。
優秀な若者が新たな分野に挑戦出来るアメリカの新たな分散投資は、株式至上主義とも言える、国家の作り上げた投資環境によって達成しているのです。
一方で日本は、学歴カーストを作り上げる事により、優秀な若者が既存の儲かっている産業に集中投資される事になりました。
結果、国家は衰退し、偏った分野で学閥が力を持つようになり、何の専門性もない分野で素人の学閥が発言権を得るようになってしまいました。
例えば、経済学を知らない学閥が支配する財務省がそれです。
専門性のない分野に口を出す学閥だけの財務省は、残念ながら大きく日本の足を引っ張ってしまっています。
一方で分野投資として成功した分野が日本にもあります、それは、優秀な学閥カーストから生まれた、脱サラによって過当競争になりやすい飲食店です。
人材の分散投資が成功しているからこそ、日本の飲食店は世界的に評価されているのです。
しかし、残念ながら飲食店では国家は成長しません。
思えば、かつての日本は敗戦という焼け野原になる事で、優秀な人材を各分野に分散投資するという、理想的な投資環境を手に入れていたのです。
それを日本政府が大学を作り続ける事によって、優秀な人材は各分野から流出し続けました。
これからの日本がしぶとく生き残るためには、まず、各分野への人材の分散投資という目標を掲げなければならないでしょう。
戦後日本のエリート主義が作り上げてきた理想の学閥世界。
しかしエリート主義の発展である学閥カーストの具現化こそが、日本という国家の衰退の大きな原因だったのです。
そう考えれば、経産省の肝いりのプロジェクトが失敗を続ける背景は、経産省を支配する学閥の思想が、結局は底の浅いエリート主義でしかないからと見る事が出来ます。
会ってみて素直に凄いと思える高度なエリート人材の数々は、官僚になったり、医療現場の分野に入っても日本のGDPは何も変わりません。
しかしながら、彼らがエリート主義に染まらず、例えば、場末の町工場にいれば日本は爆発的に発展出来たのです。
つまり前から言われている日本を再び焼け野原にすれば発展出来るという主張は正しいのだ




