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第27話 過去2 サシャという少女

【注意!】

当話には性的迫害の表現があります。

特に、女性が陵辱される表現に不快感を覚える可能性がある方は決して読まないようお願いいたします。

苦手な方は次話にお進み下さい。

話の流れは掴めると思います。


2019/03/20 改稿しました。

 その日、ドノマンが言った。

 お前は本当によくやってくれている。 

 お前の論文のおかげでワシの名声はうなぎ登りだ。

 褒美にそろそろ初物を与えよう――


 そして俺のハーレムにやってきたのは、サシャという一つ年下の女の子だった。

 ずっと足下を見つめて青くなって震えていた。

 肩まで伸びた黒髪をおさげにして、線が細くて気が弱そうで。

 嫌だという言葉すら言えなさそうだった。 

 サシャはハーレムの女達から一通り知識を教わってきていたけど、清らかだった。

 怯えた表情でやってきたその子を見て、初めて俺はこの子くらいは守ってやろうと思った。

 彼女を清らかなままでいさせようと思った。

 その頃の俺はもう長いことハーレムを使っていたし、ドノマンの信頼も得ていたから、誤魔化すことも、他の女達に命令することもできた。



 俺はサシャを守ってる、つもりだった。

 ところがだ。




 ある日、研究の一環で古代遺跡まで行ってる時に全部が目茶苦茶になった。

 帰ってきたら、サシャが死んでいた。

 そして珍しく狼狽えたドノマンと、お付きのジョロマ――今日、ヤツと一緒に来ていた男、いたろ? あいつ――がそこにいた。

 俺がサシャを気に入っているようなので、いったいどんな体をしているのか興味があって、ジョロマにヤらせたと、奴は言った。



 そして――サシャは確かに「よく」て、激しくしすぎて、死なせてしまったと。



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