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ブルーデイズ  作者: fujito
第一章 蒼い日々の始まり
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【一ヶ月後】 あの日、そして、カタログの思い出


 メイちゃんと、チュンさんとの、楽しいお茶の時間。

 メイちゃんから、そのカタログを見せてもらう。

 食器、カップ、スプーンと言った、そんな、専門のカタログ。


 今では、何処にあるのか分からない、何処で作っているのか分からない物。

 沢山、そういう物が載っている。


 その中の一つ。

 それが、今、メイちゃんが、使っているカップ。


「これも、欲しかったんだけれど……」

「ふむ、……これは確かに、良いな」

「あ、でも、こっちもかわいい」

「こっちは、発注できなかったのか?」

「うん。……ミランダさん、探してくれたんですけど、もう、売り切れちゃってたみたいで……」

「そうか。それは、残念だったな」

「あ、でも、その次には、そのアカリちゃんのも、お願いしようかなって思ってるんだ」

「わー、そうなんだー」

「あ、アカリちゃんも折角だし発注してみる?」

「うーん、……ごめん、メイちゃん。私……この前、鏡、買っちゃった……」

「そっかー……」

「いや、待て待て、これ、よく見てみろよ。二個セットって書いてあるぞ?」

「あ! 本当! あ、じゃあ買えたら、一個アカリちゃんにあげるね。」

「え? いいの?」

「うん!」


 ニコニコ笑うメイちゃん。


 後から知ったのだが、メイちゃんは、カップを部屋に収集するのが、目的では無いらしい。

 カップ類が、この空間にある事。

 それをここで、誰かが使っていれば、尚更良いらしい。

 私が、借りていたと思っていた、四階フロアーの、あの猫ちゃんカップも、今もまだ、しっかりと使わせてもらっている。

 ここで、使っているカップも、元は全てメイちゃんが買った物。


 ちなみに、他の人は他の人で、自分が買った物を、御裾分けしてくれたり、配ってくれたり。


 しかし、通常使っている、あのカタログは、確かに、色んな物が載っているが、それが故か、種類は少ない。

 まぁ、確かに、ただ使うだけなら、何も問題は無い。

 私が今回、発注した鏡も、そのカタログからだった。



(……そう言えば。……忘れられてたんだっけ…………)



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